第22話
ベッドの中央に、足を揃えてうつ伏せになる。
するとすぐに藤野さんが足の方を向いて私の体の上にまたがるようにして座った。
「重くないですか?」
「大丈夫です」
まさしく、まな板の上の鯉状態で、始まるのを待つ。
と、藤野さんがまたしても邪悪な笑い声を上げた。
「拘束嫌だっていうから無しにしたけど、こうやって俺が上に乗っちゃったら、結局身動き取れないですね」
急に藤野さんが乗っている足が重く感じ、体がベッドに果てしなく沈み込んでいくような気がする。
「くるみさん、うつ伏せだから足の裏丸見えですよ。こんな風にじっくり足の裏見られたことあります?」
「ないです・・・・・・」
「今からこちょこちょされちゃいますよ。どうします?この体勢じゃ、くすぐったくても絶対逃げられないですね?」
まだ何もされていないのに、全身がぞわぞわしてきた。
「足の指、めっちゃ動いてますよ? そんなにくすぐられたいんですか?」
「いや、違っ・・・・・・」
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