Lapis Lazuli 瑠璃色の愛 ~初恋と宝石~Ⅵ
sakura
第1話 美しき姫君1
晩秋 *
日の本
「
「ありがとう。なずな。」
ガラリ
「楓禾姫様、なぜ屋根裏になどおられるのです?」
「ごあいさつです事。稜弥様。私(わたくし)この屋根裏部屋に住もうかと思って。」
「お辞め下さい。楓禾姫様。」
「なぜです?」
なぜ?愚問ですよ。楓禾姫様…
「楓禾姫様は、本家筋。この
美しき姫君… 楓禾姫様… 貴女様が… 治めるべきなのです
「
「代々、女性が桜王家を、稜禾詠 ノ国を支配されて来たのです。いずれは日の本を…」
「稜弥様。鈴兄上を当主にと熱望される方々がいるのです。それに、長子が後を継ぐのが良いと私は思うのです」
稜弥(…)
私は誰かって?
楓禾姫の父方の
**
まぁ追々と…
*霜月 十一月
**水無月 六月
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます