第5話

そんな事はどうでも良いのだが、次に生まれたのは狸だった。狸は変身能力を授かり生娘の所に会いに行った。だが所詮は狸。人間ではないので人間の姿になってもて性欲は湧かずただの人間観察を行った。そして人間の性質というものを若干学び、人間と共存できる様になった。狸は狸姿よりも人間の方が気に入っていた。それは二足歩行が出来るからであり、ダッシュが出来てそして視界が高いからである。しかし狸は変身していることがバレた。それはキツネにでありなぜバレたのかというと匂いでばれたのである。獣臭だ。「オイラはキツネ。あんた狸だろ?」

正直びっくりしたけど多少であり、「ああそうさ」と答えて変身を解いて互いの姿を見せ合ってちょっとだけ恥ずかしくなったりしていた。

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