第4話 会うってハードル高くないですか?

 今回は攻略ではなく愚痴です。失礼します。マッチングアプリを使い始めて、早、一週間。ありがたいことに三人の方とマッチングしました。一週間ほどメッセージをやりとりして友好的な関係を築き、次のステップが、デート。


 ――え、早くない?(心からの本音)


  陰キャ、チー牛、童貞、コミュ障、デブの自分にはデートは早いと思いました。もちろんデートする前に、プロフィールや写真、メッセージで自分の人となりを伝えてあります。メッセージは、10年間web小説を書いてきた自分にとっては、割と楽しかったです。相手側も盛り上がったと信じています。


 しかし、デートですよ? 実際に会うんですよ。


 なぜ自分がデートをこんなに急いでいるといいますと、あらゆるマッチングアプリ攻略サイトを流し見していると、デートは二週間ほどがベストと書かれてあったからです。女性も暇ではないです。自分以外にもたくさんの男性とメッセージをやりとりしています。一か月以上、デートの誘いをしなければ、女性側は、もしかして私に気がないのではないか? と勘繰るそうです。ですからマッチして二週間でデートしましょうと書いてありました。


 これ、どういう意味か、わかります?


 2週間目にデートをするには、一週間前からデートの予約をしなければならない、ということです。


 つまり、マッチした女性と二週間目でデートするには、マッチしてから一週間目でデートをほのめかし、予定を入れ、お店を予約しなければならないのです。


 ひゃぁあああ、リア充も大変だな~、と思いました。


 三人の女性とメッセージをやり取りし、一人目は相性が合わず、二人目はデートをほのめかすと華麗にスルーされ、三人目は12時間返信がありませんでした。


 なんとマッチングアプリでは、一週間以内に会う約束をする陽キャばかりなのです。恐ろしや、恐ろしや。


 私のような陰キャは、20代前半の若い女性とメッセージでお話しできただけでもワクワクハッピーでした。しかし、いざデートとなると体が縮こまります。


 ワクワクメールやティンダーなど、遊び目的のアプリなら、会うのは、もっと早いそうです。男性側も女性側もリアルで会うのに慣れているらしくて、10人、20人とガンガン出会うそうです。


 マッチングアプリは出会ってからが戦いの始まり。それまでは前哨戦というわけでしょうか。


 もう一度言います。陰キャ、チー牛、童貞、コミュ障、デブの自分には、マッチングアプリは、


――ハードル高くない!?


 それに富山県民はシャイな人が多いです。顔も知らないのに、会おうなんて存在は稀です。東京などの大都市と比較しないでください。


 さて、田舎者は田舎者らしく、田舎者の戦い方で勝負します。恋愛弱者は恋愛弱者らしくデートしようと思います。


 次の記事にデートの攻略法が書けることを祈って、今日はただの愚痴でした。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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