第444話 444の自己責任

その日泊まったホテルには珍しく444号室があり、思わずプレートを凝視すると一瞬だけ死死死に見えた。

それ以来いつも4の字が一瞬『死』に見える。


同僚にそれを話すと「もう少し捻れよ」と笑っていたが、数日前から彼も同じ現象に見舞われているそうだ。


ああ、これ。

話すとうつるのか。

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