第370話 ボートの穴
亡き妻が好きだった湖でボートに乗りながら彼女との思い出を回想することが月一の行事になっていたが、この日はボートの底に穴が開いて慌てるはめになった。
陸は遠い。水を掻き出すが間に合わない。
すると白い手が水面側から穴を塞いでくれた。
その手には、見慣れた結婚指輪が嵌っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます