第324話 父からの注意喚起

走行中、父から電話が入り路肩に車を停めて出た。

父はいつもと変わらない声で「その道で事故があったから気をつけろよ」と言い、電話を切って注意しながら進んだが事故が起きた様子は見当たらない。


そうしている間に自分が事故った。

後日訊ねると、父はそんな電話はかけてないという。

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