第96話 誰かの暇潰し
『何が出てくるかわからないガチャ』というのはチープだが暇潰しにはもってこいだ。
そう思い硬貨を入れて回してみると、見ている世界がそのまま回転した。
刹那――空に光が反射し、まるでカプセルの内側のように見えてはっとする。
もしかして。
この世界も、誰かの暇潰しになったのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます