緊張


 次の休みの日。奈緒はいつものように、明子を待っていた。今日は、二人で買い物にいく予定だった。今日こそ、という思いがあった。そのせいか、ざわざわという音も少し遠く感じる。緊張のせいか、視界が曇る。

 明子がやってきた。ぼやけて見えてよくわからないが、やはり今日も変化はないようだ。



 気づけ明子!奈緒は遠くからやってくる明子を迎えた。



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