決意と再起への応援コメント
とても面白く、じーんときました…!
一度は諦めた夢をもう一度頑張る智子さんを応援したくなります。リアルでは小説書いている人は少ないと感じていても、ネットを見るとたくさんいますよね。智子さんが書いた作品を好きだと言ってくれる人がきっと現れると思います…!
私は書きたいときに書いているだけのタイプなので、落選して落ち込んだりはしないのですが、自分が応援している書き手の方が近況ノートなどで落選にショックを受けている姿を見ると、私まで悲しくなることがあります。
こんなに面白いのに選考通過しないの…?と疑問に思うこともしばしば。ですが逆に、応援している書き手の作品が面白くても、このレーベルが求めているのはこういう作品じゃないと思う、と感じることもあります。レーベルによって特徴があると思うので…
素敵な作品でした。面白かったです!
作者からの返信
浅川瀬流さま
ご感想ありがとうございます!
智子の心境は作者の実体験でもあります。私も初めて落選した時は本当に落ち込んで、立ち直るまでにかなり時間がかかりました。この作品自体が伸び悩んでいた時期に書いたものなので、じーんと来たとのコメント、痛み入ります。
私もリアルで小説を書いている知り合いはほとんどいませんが、カクヨムにいると大勢の仲間がいることに励まされます。利用を続けるうちにフォローしてくださる方も増えて、本当にありがたいです。
作品が面白くてもレーベルにそぐわないと落選することはありますよね。レーベルに合う賞を見つける方が難しいかもしれません。
でも書き続ければ、いつか道は開かれるかもしれない。この作品を読んだ方が、一人でも多く「書きたい」気持ちを取り戻してくれるといいなと思います。
励みになるご感想をありがとうございました!
決意と再起への応援コメント
初めまして!自主企画「作家たちの輪を広げたい物の集い」の主催です!この度はご参加ありがとうございます!!
拝読させていただきました!!智子さんにすごく共感しました…感情移入しながら読み進めて、最後には元気をいただきました!!
私自身は完全に趣味で描いている者ですが、やっぱり書いているからにはみてもらいたいし、みてもらえなかったら悲しいし虚無感を感じます…
でもやっぱり一番は自分が自分の作品を愛することですね!!智子さんに教えられました!!
素敵なお話をありがとうございました!!
もしよろしければ拙作にも遊びに来てください(*'▽'*)
作者からの返信
愛好栗一夢さま
こちらこそ、企画に参加させていただきありがとうございます!
自作を読んでほしいという期待、それが裏切られてた時の虚無感、小説を書かれる方なら誰しも覚えがありますよね。私も自作が読まれなかった時にはひどく落ち込み、書くのを辞めようかと思いました。
でも結局今も書き続けている。それはやはり、自分が書くことを愛し、ひいては自作を愛しているからだと思います。
自分の中の「書きたい」という気持ち、いつまでも忘れずに大切にしていきたいですね!
こちらこそ励みになる感想をありがとうございました! 貴作も拝読させてもらおうと思います。
決意と再起への応援コメント
拝読させていただきました。
ここに集っている方の多くは、自分でも執筆されている方が多いので、とても共感する部分が多いですね。
目標はそれぞれかと思いますが、私のなかでは、
・読んでもらいたい
・何か感じてもらいたい
が大きいでしょうか。
ですので、カクヨムは応援やコメントなどをいただけたりと、とてもありがたい環境なのです。
作品についてですが、共感しやすい内容だけに、三人称ですがもう少し智子寄りの視点でも良いのかと思いました。
あとは、せっかく投稿したので、1PVや★など、読者からの手応えというか、一方通行でないことの確認ができるといいなぁと思いました。この後、確実に智子はその瞬間を迎えたと思うのですが、それを読者としては共感したかったのです。
すいません、勝手書きましたがとても面白かったです。
作者からの返信
島本 葉さま
ご感想ありがとうございます!
そうですね。自分で書かれている方が多い分、悩みにも喜びにも共感していただけるのかなと思います。
読んでもらえるだけでも嬉しいですが、コメントをいただけると本当に励みになりますよね。他サイトよりも読者の存在を感じられる点がカクヨムは有り難いです。
作品についてのアドバイスもありがとうございます。視点は難しいところですが、感情移入しやすくするという点では智子寄りにしてもよかったかもしれないですね。
ちなみに本作はシリーズになっており、投稿した作品のその後については続編で触れています。
本作と同じく短編ですので、もしお時間あればそちらもお読みになってみてください。
温かい感想をありがとうございました!
決意と再起への応援コメント
最後まで読ませていただきました。
智子ならびに瑞樹さんのことがとても他人事には思えませんでした。
私も他に垢があったのですが、当時は「面白ければ読まれる」という確証もない現実に全部ベッドし、当時の原稿15万文字(書き溜め分の文字数。執筆期間半年)の作品をあげて見事爆死するという手痛い現実に面食らったことがあります。
私自身、数字や運に恵まれずに打ち切りあるいはエタってしまった(個人的)名作をいくつも読み、終わってしまって辛い辛いと思いながらも同じ轍は踏むわけにはいかないと思っていた分、同じ末路を辿ると思わず意気消沈してました。
同じ時期に親族が亡くなったり体調不良が続いたりで気持ちも落ち着かなくなり、すっぱりこの趣味を諦めるつもりでいたのですがなんだかんだ続けちゃってます。
当時と違うのは、Web小説の不文律が戦略>センスや才能であると理解したことでしょうか。投稿時間とか投稿感覚とかタグの工夫、タイトルや紹介文、あらすじや1話の引き込みとかが大事と知ったことでなんだかんだその努力も結果として帰ってくるようになりました。
もちろんトップ層と比べるのなんでもない数字ですが、さらっと見て帰ってしまう1000人の読者さんよりもじっくり読み込んでくれる10人のために書こうなんて気持ちになったのも大きいでしょう。
それは今も同じで、薄い評価を山ほど貪るよりも濃い評価をちょこちょこもらった方が今のところはモチベだったりします。
自分のことで埋め尽くしてしまい申し訳ありません。ずっしり来る作品をありがとうございました!
作者からの返信
最後までお読みいただき、さらに興味深いお話も教えてくださりありがとうございました!
私も今でこそ読んでくださる方が増えましたが、カクヨムの利用開始時は公開しても泣かず飛ばすで、落ち込むのが嫌でサイトを開かないという状況でした。
転機になったのは自主企画を始めたことでした。ある方から本作を絶賛してもらえ、その方に自主企画の開催を勧められて始めたところ少しずつ読者が増えていったという感じです。作品の質以前に、見つけ、読んでもらうための工夫が必要というのはWeb小説ならでは難しさですね。
評価は数より質、というのはよくわかります。私はWeb小説界ではマイナーな文芸寄りの作風で、読み合いにも参加しないないよで評価が爆上がりすることはまずありません。
それでも何人かは確実に読んでくださる人がいて、たまに長めの感想などを頂けると読者に恵まれた幸福をひしひしと感じます。アマチュアにもかかわらず自分の作品を好いて、読み込んでくれる人がいるってすごいことですよね。
私も一時は執筆を辞めかけましたが、こんな風に作品や執筆そのものについて語れる方と出逢えると、書き続けてよかったなということを実感できますね!
今後ともお互い執筆ライフを楽しみましょう!
運命の日への応援コメント
読ませていただいてます!
私は全くの趣味で小説を書いていて応募とか書籍化とか特に目指していないのですが、上を目指そうとすると実力の錯覚が正されることもありますので厳しそうですね。
そう考えると戦略ありきでも好きに書いても、どうあれ売り込み側の琴線に触れればそちらから声がかけられる今は、ほんとに作品の裾野が広がったと思います。
作者からの返信
コザクラさんお久しぶりです!
新しい作品もお読みいただき嬉しいです。
この作品は私の実体験を基にしたものです。当時は本気で作家を目指していて、また作品にも自信があって当然一次通過するものと思っていました。しかし実際には本作のとおり掠りもせず。小説を書く意味を見失うほど落ち込んだのを覚えています。
出版社によっても求める作風は違うでしょうし、何が当たるかわからないというのが正直なところですよね。当たる確率を高めるためには、結果にこだわらずに書いて応募し続けることが大事なのかなぁと思います。
決意と再起への応援コメント
初めまして。
「#コメ付き」企画から伺いました。
すごく『熱』を感じました。
以前引退した女子バレー選手が『一度スポーツにハマると抜け出せなくなる』と言った発言をしていました。
『全てをつぎ込んでいるから、喜びも、怒りも、悲しみも、楽しさも濃度が違う。引退してもあの感覚が忘れられない。日常生活で悔しくて泣いた事はないのに、それすら愛おしい』
少し気恥ずかしい言葉ですが、智子は『青春』を過ごしているんだと思います。
私は残念ながらそこまで熱を持ったモノがありませんが、瑞樹様、並びに皆様に良い時間が訪れますように。
良い物を読ませていただきました。
ありがとうございました。
作者からの返信
お読みくださりありがとうございます!
仰るとおり、智子の執筆への情熱は作者の情熱でもあります。作者自身の熱を詰め込んだ結果このような作品になりました。
青春。まさにそうですね。私にとって小説を書いている時間は本当に濃度が濃く、全てを注ぎ込んでいると言っても過言ではありません。だからこそ感情の振り幅も大きいのですが、それだけ打ち込めるものがあるのは幸せだと思っています。
Lemonade I screamさまも、熱を持てるものと出会えることを願っております。
ありがとうございました!
決意と再起への応援コメント
智子の人生に共感多々です。
この小説が私の皮膚を纏っていてもおかしくありません。
執筆作業に没頭している時の日の短さ、帰らざるをえない現実が煩わしくなる瞬間。
すごくリアルな手触りのある作品でした。
自分の殻を破りつつある智子の姿が、カクヨムにいる全ての人へのエールだと感じます。
私はカクヨムを始めてまだ2週間足らずなのですが、こうして熱量全開で創作に対するコメントができることがとても楽しく、葵によって解放された智子の高揚感がよくわかります。
自主企画に参加させていただき、この作品にたどり着きました。
素敵な企画と作品をありがとうございました。
作者からの返信
鐘古こよみさま
お読みいただいた上、丁寧な感想をお寄せくださりありがとうございます!
本作は自伝的小説であり、作者自身の体験や心境を赤裸々に描きました。多くの方に共感いただき感無量です。
執筆をしていると本当に時間が経つのを忘れますよね。できればずっと物語の世界に没頭していたいけど現実はそうもいかず……このもどかしさはみなさん共通なのですね!
自作が評価されないとどうしても落ち込んで意欲を失ってしまいがちですが、自分の中に書きたい、という気持ちがある限りは書けばよいのだと思います。
自分が楽しむだけでも書く理由としては十分ですし、もし誰かが作品を気に入ってくれたら、こんなに嬉しいことはありませんからね!
感想を書き合える土壌があるのはカクヨムの利点だと思います。
これからもどんどん書いて読んで、カクヨムライフを楽しんでいってください!
決意と再起への応援コメント
物語を書き始めて三ヶ月ほどですが、先日文学賞に初めて応募しました。
会心の出来だと自分では思っていますが、この主人公のように、一次選考にも残らないなんてことがあるんでしょうね。
そうなったら、心が折れるのは間違いないです。
でも、多分、書き続けるんでしょうね。
私の場合は、書くことが面白いので。
ゲームするより書く方が面白と気づいてしまったので。
明日も頑張って書こうと思える作品でした。
ありがとうございます。
作者からの返信
ガガガさま、お読みいただいた上、感想までくださりありがとうございます。
初めての応募、緊張しますよね。私も絶対に通ると意気込んでいたのに掠りもせず、しばらく立ち直れなくなった経験があります。
私も昔はゲーム好きでしたが、最近は執筆の方が面白くてゲームの時間が減っでいます。自分で自分の世界を作っていくという面白さはなかなか他では味わえませんよね。
新人賞の結果に捕らわれず、書くことを楽しむ気持ちを忘れないで、今後もお互い執筆に励んでいきましょう!
決意と再起への応援コメント
この度は『タイトルに意味を持つ作品』の企画にご参加いただき誠にありがとうございます。
まず、驚いたのは文章の読みやすさです。
並んだ文字が心地よいと感じられる位でした。文章力の高さを感じます。
内容も文章を書いている人なら誰しも共感出来るものだと思います。
創作って楽しいけれど、時として苦しいですよね。
どうしても自分の中から出てくるものだから、評価されないと自分が否定されたような気分になってしまう。
それでもアイデアが思い浮かんだときの高揚感と作品になったときの満足感は、何よりも変えがたいものです。
『ライフ・ワーク』とても素敵な題名であり、決意ですね。
文章を書く人であれば誰しも共感でき、最後は励まされ、執筆意欲が沸き上がってくるような作品に出会えて本当に良かったです。
どうもありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ、企画に参加させていただきありがとうございました。
文章の読みやすさは意識しているので、心地良いとまで言ってくださってとても嬉しいです!
創作は楽しさと苦しさが同居する活動だと思います。読まれない、評価されない事実を目の当たりにすると書くのを止めたくなることもあります。でも、それ以上の喜びがあることを知っているからこそ創作を続けられるんですよね。
共感したという感想をいただくたび、『あぁ、みんな同じ気持ちなんだなぁ』ということを実感します。
タイトルだけだと内容がわかりにくいのですが、本作は私の決意表明でもあり、これ以上適切なタイトルは浮かびませんでした。
創作をライフ・ワークとする全ての皆様に本作が一助となっていれば幸いです。
お読みくださり誠にありがとうございました!
決意と再起への応援コメント
最後まで拝読させて頂きました🌷
読み進めて行くうちに文章表現力の上手さ、しっかりとした情景描写と人物描写、そして読み手に切り込んで来るような心象描写。「あぁ、瑞樹さまの作品だなぁ」と思いました🍀
この作品は、このサイトに投稿している殆どの方の気持ちを代弁していると思います。最初は文章を書くだけで楽しかったのに、他人からの評価を気にしたり他の方の作品と比べてしまったり(>_<)🌳
私もカクヨムコンでノイローゼになったので、智子の気持ちは良く判ります(^-^)🍎
作者からの返信
北浦さん
最後までお読みくださり誠にありがとうございました!
お褒めの言葉、有難いです。たくさんの作品を読んでくださっている北浦さんだからこそ、私らしさを感じていただけるのだと思います。
私も小説投稿サイトを使い始めた当初は人と自分を比べるばかりで、サイトを見るたびに落ち込んでいました。
本作を執筆した当時もその心境は変わらず、もやもやとした気持ちを吐き出すために本作を書いた経緯があります。それが多くの方を応援する結果となったのは嬉しい誤算です。
何よりも自分が書いていて楽しいという気持ちを忘れないこと。それが執筆を続けるために一番大切なことだと思います。
辛くなったら一旦サイトから離れてみるのも一つの手ですね。気力が回復してから戻ってすれば、また素敵な作品や読者との出会いがあると思います!
編集済
決意と再起への応援コメント
瑞樹さま、「証しの里」へのご参加、ありがとうございました。
派手ではありませんが、ずっしりとした読み応えがありました。確かな文章で、他人事ではないテーマにしっかりと向き合い、それが自然に応援メッセージを放っているような真実味を感じます。展開にも不自然さがなく、特に第3章に感心させられました。書く事自体に対してはこの主人公ほど積極的ではない友未にも、書くことの喜びや読んでもらえることの嬉しさをまざまざと思い出させてくれる佳作でした。ですから、月ノ瀬さまのような応援コメントを拝見すると、我がことのように胸が熱くなってしまいます。6月10日ごろup予定の「ストックブック」の「証しの里」で、ひと言、紹介させて頂きたいと思います。
最後に、すっかりご無沙汰してしまい、申し訳なさで一杯です!「桜は散らずして」の読み返し、宿題として常に頭の片隅にはあるのですが、本当にもの凄い怠け者で面目ありません。自主企画以外、自分から他の方の作品を読みに出かけるということがほとんどないのです。ですが、瑞樹さまの書く事に対する真摯な情熱には必ずお答え致しますので、気長~~~~~にお待ち下さい。
なお、一つだけ、落選した小説が例えばどんな傾向の物語で作者自身がどう見ていたかなど軽くほんのひと言触れて頂ければ、さらに具体的なイメージが湧き、現実味が広がるのではないかと思いました。
作者からの返信
友未様
こちらこそ、たびたび企画に参加させていただいてありがとうございます。
今回はお眼鏡に適うことができたようで安心しました。ストックブックでご紹介までいただけるとのことで大変光栄です。
本作は、執筆に対する筆者の心情が色濃く反映された作品です。最初から作家の皆さんを応援する意図があったわけではなく、あくまで自分の心境を小説の形で綴るために書いたものです。ですが、その作品がこうして多くの方の共感を呼び、たくさんのコメントや評価をいただいていることは嬉しい誤算です。
『桜は散らずして』にも言及いただきありがとうございます。覚えていてくださるだけで嬉しいので、お時間ができた時にでも再読いただければ十分です。
また、ご指摘もありがとうございます。
本作は元々16000字ぐらいあったものをカクヨムコンに向けて削ったもので、その削った箇所の中にジャンルや思い入れの描写があった気がします。
また字数を調整して再度挿入しようかと思います。
非常に詳細なコメントをありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
編集済
決意と再起への応援コメント
こんばんは。月ノ瀬です。
瑞樹さんのページを開いたら、こちらの作品が私を読んでいるような気がしたので、お邪魔いたしました。
そして、確かに、私はこの作品に呼ばれたのだ、と思いました。
主人公・智子の半生の、そのまた半分くらいのところまでが、私とそっくりだったのです。
私は小学生の頃には小説を書いていたと思います。小学六年生のときの「自由研究」は自作の小説でした(笑 でも、担任の先生が「小説を書くのも良い自由研究です」と、おすすめ研究テーマのひとつにしたからなんです)。
ちょうど智子と同じ大学三年生の頃までは書いていました。そして、そのとき断筆したと思っていて、けれど、また書き始めたのです。
執筆をやめた理由も、智子と同じです。
智子と違っていたのは、中学、高校の友だちには、小説を書く人が何人かいたので、強制的に読んでもらっていたこと、でしょうか。(「絶対に面白いと言え!」という無言の圧力をかけながら、「読んで!」と言っていたような気がします)
大学は理系だったので、なんとなく「小説を書いている」とは言えませんでした。
私と智子が、大きく違ったのは、それ以降です。
彼女は、再び執筆を始めたあと、小説家になろうと休み返上で情熱を燃やします。
私も一度やめて、再び書き始めた口なので、そういった情熱には凄く心が動きます。
私が再び書き始めたのは、時間的に少し余裕ができたのと、「小説サイト」というものがネット上に存在していて、そこには素人が投稿しても良いと知ったからです。友達に強制的に「読んで!」と原稿を押し付けなくても、読んでくれる人がいるらしい、と。
私が進んでいる道は、智子よりも楽な道だと思います。
智子の選んだ道は、しんどいと思います。だから最後に葵の言葉をきっかけに情熱を取り戻したときは、本当に嬉しかったです。
私は別にプロになりたかったわけではなくて、ただ読んでほしかっただけなので(学生時代に、小説サイトはなかったのです……)、現状に満足しています。
でも、智子はこれからも、プロになるために頑張っていくんですよね。
心から応援したいと思います。
――けれど。私も負けていません、と。智子に伝えたくもあります。
私の道は、智子のようなしんどさはないけれど、私が書きたかったものが「紆余曲折を経て、感慨に浸れるような超長編」なので、プロになって何冊も出版してもらうなんてことは、まず現実的ではないために、この道を選んだわけでもあって。つまり、書き上げることは決して楽ではない。だから、物凄く頑張っていることは同じだから、智子も頑張れ、と。
……すみません。ここは、自分のことを語る場ではありませんね。(半分以上、自分語りになっていますね)
智子に共感するところが多くて、つい、失礼いたしました。
執筆を続ける人に、エールを贈る物語だと思いました。
書いてくださり、読ませてくださり、ありがとうございました。
作者からの返信
こんにちは。早速お読みくださった上、詳細な感想をお寄せいただき誠にありがとうございます。
本作は自伝的な内容になっていて、智子の物語は私が辿ってきた道のりをベースにしています。
私も初めて小説を書いたのは小学生の時です。将来は漫画家や作家になることを夢想していたのですが、大学進学後に現実的な方向に転向し、作家になりたいという気持ちは影を潜めていきました。
気持ちが再燃したのはここ2年くらいのことで、今の仕事が嫌すぎて転職を考えた時に、自分が昔作家を目指していたことを思い出し、その願いの実現のために行動したいと考えるようになりました。
で、一年発起して新人賞に応募したのですが結果は泣かず飛ばず。現実の厳しさを突きつけられ、作中の智子と同じように消沈していました。
そこから立ち直ったのは葵のような友人がいたから……ではなく、一旦プロになる道を手放したからです。人からの評価を気にせず、ただ書くことを楽しんでいた頃の自分に立ち返れと。
それ以降も何度も気持ちの浮き沈みを経験し、今はプロを目指すことにこだわらなくなりました。プロであろうがなかろうが、私が書き続けることに変わりはないので。
本作は自分の小説に対する気持ちを吐き出したものでしたが、結果的に多くの方に共感いただき、小説を書く皆様に前向きなメッセージを届けられたことは幸甚です。
小説を書き続けることは時に苦しいですが、完成させた暁にはそれ以上の喜びがあることを知っているからこそ、私達は書くことを止められないのだと思います。
私達も智子共々、自分の目標に向かって書き続けていきたいですね。
決意と再起への応援コメント
小説サイトに投稿を始めたきっかけ。私たちWEBの作家が歩いてきた瞬間を、うまく描かれていると思います。智子の背景や心中を丁寧に描写されていたのも好きでした。
私は思います。たとえこの先、大きなことができなかったとしても。たとえ、一人にでもいいので届けることができれば「自分が小説を書いてきた意味はあった」のではないかと。もちろん、大きな目標を達成することにこしたことはないのですけどね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本作は自分が執筆に迷いを感じていた時に書いた作品で、筆者の心境が色濃く反映されています。
皆さん多かれ少なかれ同じような道を辿ってきたようで、多くの方に共感していただけて書いた甲斐がありました。
私はずっと、小説というのは自分の楽しみのために書くものだと思っていました。
ですがカクヨムと出会い、私の小説を読んでくださる方と出会う中で、誰かに作品を届ける喜びがあることを知りました。
たとえプロになれなくても、自分の作品を求めてくれている人がいればこそ、書き続ける意味はあるのだと思います。
支えてくださる読者の存在を忘れずに、今後ともお互い精進していきたいですね!
決意と再起への応援コメント
こんばんは、ジャンル不問の読み合い企画へのご参加ありがとうございます。
世界観とストーリーがしっかりしていて、最後まで楽しく読ませて貰いました。
主人公には葵と言う素敵なお友達がいてくれて良かったです。
どうしても選考や他人の評価ばかりが頭に入ってきてしまいますが、本当はそうじゃないことを思い出させてくれる素敵な作品でした。
作者からの返信
こんにちは。こちらこそお読みいただきありがとうございます。
智子の変化に気づき、応援し、そして作品を読みたいとまで言ってくれる。葵のような友達がいたら幸せだろうなと思います。
選考や評価を意識し過ぎると苦しくなりますからね。
まず自分が楽しんで書き、それを他の人も楽しんでくれれば十分幸せなのかなと思います。
決意と再起への応援コメント
作品の方、最後まで拝見させていただきました。
智子の気持ち、良く分かります。小説家になりたいっていう抑えがたい気持ちがある一方、社会人として仕事に打ち込み、好きな人と出会い、恋愛し、結婚も考えなくちゃいけない。だからこそ、友達や家族にはなかなか言いだしにくいですよね。
今回は葵さんが察してくれたことが智子の中の気持ちを解き放ちましたが、こういうことはなかなかないので(汗)、人知れずひとりぼっちで書いてる人はすごく多いと思います。
だからこそカクヨムのような場所はすごく貴重だと思います。僕も初めてカクヨムに来た時、世の中にはこんなにたくさんの作家さんがいるんだとビックリしました。
智子の夢、いつか実現すると良いですね。素敵なお話、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こちらも半分くらい実話です。新人賞に落選して自信を失い、人並みの生活で満足できない自分に後ろめたさを感じ…、友人に打ち明けるのも随分勇気が入りました。
カクヨムのいいところは、積極的に評価し合える風土があるところですね。
投稿する前は受け入れられるかと不安ですが、こうして感想をいただけると、自分以外にも作品をいいと思ってくれる人がいることに本当に励まされます。
智子の夢は私自身の願いでもあります。
いつか自分が作家になれたら、智子の夢が叶った未来を続編として書きたいな…、なんて考えてます笑
決意と再起への応援コメント
最後に智子が前を向けて良かったです。葵の優しさも身に染みました。
一口に小説の書き手といっても、目指すものは人それぞれだと思います。どこにも出さない人、小説投稿サイトに掲載する人、本気でプロを目指す人。
どれを目指すかモヤモヤしている自分にとって、心に刺さるものがたくさんありました。
小説を書くって苦しい時間も多いですが、書き終えた時の喜びと素晴らしい達成感はひとしおですよね。
最近筆が進まず悩んでいましたが、こちらの作品を読んでまた頑張ろうと思えました。ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
本作を読んで前向きになっていただけたのであれば作者冥利に尽きます。
私自身、小説を書き始めた当初はどこにも出すつもりはありませんでしたが、1年ほど前から本気で作家を目指したいと考えるようになりました。現在はカクヨムで細々と作品を公開しながら、日々書き進めているところです。
智子の迷いは、私自身の迷いの結晶でもありました。
筆が進まないことに落ち込み、読まれないことに落ち込み…、いっそ書くことを止めようかとも思いますが、どうしても止めることが出来ない。それは、作品を結実させた時の喜びを知っているからなのですね。
書くことは孤独な作業ですが、カクヨムのようにお互いを支え合える場があれば、書きたいという気持ちを持ちつづけることが出来るのかもしれませんね。
編集済
決意と再起への応援コメント
表現したい世界観を形にするために、何回も悩んで途中で投げ出したくなっても、自分と向き合った分だけ達成感が得られるので、創作っていいなと思いました。
納得できる段階までたどり着くのが大変ですが……。
この作品を読んで、自分のペースでいいから少しずつ頑張っていこうと思いました。素敵な作品ありがとうございました。
作者からの返信
仰っていることはよくわかります。最初はこんな作品が書きたい!と意気込んで書き始めるのですが、途中で何度も挫折しそうになるんですよね…。
それでも何とか書き続け、完成した時の喜びがひとしおだからまた書きたいと思えるんですよね。
前向きになっていただけたようで作者としては嬉しい限りです。
お読みくださり誠にありがとうございました。
決意と再起への応援コメント
「半年ぶりに目にするその文章は、まるで人の作品を読むように新鮮なものだった」って、すごくリアル。こういうのがあるから嬉しいんですよね、書いてると。文字書きとしてはとても感情移入させられます。
作者からの返信
柏葉和海さん、お読みくださりありがとうございます!
書き手の心境にスポットを当てた作品でした。感情移入してもらえて嬉しいです。
自分の作品でも久しぶりに読むと、程よく内容を忘れていて新鮮な気持ちで読めますよね。自分で自分の作品を楽しめるのが、物書きの醍醐味なのかなと思います。