5月10日:蜘蛛ですが ~草潜の百舌はいづへの天仰ぐ総て空音も通ひな絶えそ~
く:
も:
て:天仰ぐ
す:
か:
【雑記】
私は十年程、蜘蛛と同居しています。
向こうが勝手に棲み付いているだけですし、代替わりもあった筈です。一個体しかいない筈はないでしょう。私自身、時々、大きさが変わったり、色が違う等を認識しています。
でも、私にとって家の蜘蛛は私の友達として存在している意味で同じ蜘蛛です。
部屋に初めて蜘蛛が現れたのは、子供の頃から嘘のない友人が亡くなった直後でした。私は滅多にない程、ダメージを受けていて、その感情に捉われると傍に蜘蛛がいた、という塩梅。
家蜘蛛くらい、いるのは当然ですし、忙しくしていれば気付かない小さな存在に呆けていれば気付く、動きを止めている動物には蜘蛛もより近付く……その程度の絡繰りでしょう。
判っていても、私には蜘蛛が友人に思えました。
そんな訳で、我が家では蚊取り線香以外の殺虫剤を家の中で使いません。
最近、見かけなかった、その蜘蛛。
今朝、寝起きの目の前に!
いや、流石にいきなり眼前は吃驚しますから。あぁ、反射的に叩いてしまわないで良かった……。パソコンの液晶にいたので、理性が勝ちました。
取り敢えず、発破をかけられた気分です。
最近まで『蜘蛛ですが、なにか』という作品を私は知らなかったのですが、蜘蛛に人格を感じる人が他にもいるのだな、と思えるのが嬉しかったです。今ならば、蜘蛛を友達にしていても、それ程、奇異に見られないかもしれません(いや、やはり見られますか・笑)
でも、それだけにこの作品、読めていません。我が家の蜘蛛への感覚が変わってしまいそうで。
読まれた方、見られた方、良かったら、ご感想を教えてください。
転生モノというジャンル。
転生したい願望もあるのかもしれませんが、誰かが転生してくれていたら、という願いも叶える面がありますよね。何方かを心に持つ人は多いと思いますので、人気なのも判る気がします。
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