第5話 お互いの友達の存在と思い
私達は、お互いの都合を合わせ4人で会う事になった。
「すみません。無理言って会わせて貰って…だけど…お礼を言いたくて」
「いいえ。わざわざ良かったんですけど…」
と、潤平君。
「そんな駄目ですよ。あなた達が介抱して下さらなかったら…この子…」
「まあ…もしかすると何かあったかもしれないけど、それが免れたのは事実だろうけど…」
潤平君が言った。
私達は、色々話をしながら飲む中、私は、いつものように眠ってしまう。
「本当…相変わらずなんだから。すみません」
「いいえ」と、潤平君。
「私、ちょっと、お化粧室に」
「ああ」と、潤平君。
和佳奈が席を外す。
「なぁ、彼女、美人だな?」と、潤が言った。
「…美人系だというのは認めるけど…裏で何してるか知らねーけど」
「あー、やっぱり、そこだよな。何か裏がありそうだと思ってんだよな?」
「あれだけデレデレしてたじゃねーか?」
「確かに、そう見えてるかもしんねーけど冷静に見てんだけど」
「へぇ〜」
「そんな事よりも、お前、優羽ちゃんの事、優しい目で見てんなぁ〜」
「えっ?」
「この子は本音でぶつかってるみたいだけど、特にお前には。俺とは、要約、会話が出来てるって感じだし」
「そうなのか?」
「客観的に見て、そう感じるだけ。まあ見てれば分かる。好きになるのは良いけど失敗すんなよ。まあ、お前らは問題ねぇかな?だけど、これだけは言わせて貰う。彼女を救えるのはお前しかいないって事。悲しませるような事はするなよ」
「えっ?」
「女性が苦手なお前と男性が苦手な彼女も、結局、心を開いているのは事実だし。心から彼女と向き合って受け入れろ!」
「潤…」
そして、和佳奈が戻って来て、3人は飲み私が目を覚ます時は既に彼・澪の部屋にいた。
「ここ…あ、そうか…」
「目、覚めたか?」
「…澪…ごめん…いつも…」
「別に」
「和佳奈達は?」
「あー、潤が送って行った」
「えっ?大丈夫なの?」
「心配しなくてもアイツは、きちんとわきまえてる。俺は逆に、お前の友達を疑うけど?」
「えっ?和佳奈を?」
「ああ。美人なのは認めるけど…正直俺は彼女には何かあるような気がするけど。まあ…俺が女性が苦手だから疑う部分があるんだけど…気、悪くしたなら謝る」
「ううん…大丈夫」
私達は話題を変え別の話をする。
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