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ふわ・ふわ vol.71

2003/2/12

雨の日

さらさらと

雨音に　めがさめた朝

ぼんやりと

くもるガラスの向こうには

冬の町並み　静かに靄のやまあいの街

もすこし、ここで、こうしていたい..

雨ふりの朝、遅い朝...

電話も鳴らない　火曜日の朝

すこし、ぼんやり　あの日を想う...

振り返ったら　いまでもそこに

あなたの笑顔がそこにある

そんな気がして　ふりかえっても

ひとりぼっちの　部屋とわたしは

ただ　いつまでも　佇んでいて...

あの日あの時　帰らない時

想い出は　いつもきれいで美しすぎて

過ぎた昨日を詩にしたためて

遠いあの日を想わせる...

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