第17話 不公平な人生の果てに


 心臓が高鳴り、頭が割れるように痛む。それと同時に全身に魔力が駆け巡り、手を離れた槍が光輝いた。力を込めるつもりが、怒りのあまり魔力すらも込めてしまったようだ……。

 いや、本当にそれだけだろうか……



 刹那————————


 あたしの手を離れた槍は光に包まれたかと思うと、元の形を失い、いつの間にか三又の、槍先がねじれた別物の槍に変化していた。しかもそれだけではなく、投擲した槍は、衝撃波を周囲に轟かせながら、まるで隕石のように飛翔してみせた。


 そのあまりの非現実的な様に驚いたのはあたしだけではない。油断して回避がわずかに遅れたクロトと、地面に膝をついているレムナントすらも、驚愕のあまりにほんのわずかな間停止していた。

 クロトはレムナントよりも先に我に返り、自身の拳をぶつけて飛来した槍の軌道を無理矢理に逸らす。だが、勢いに押されるようにして腕先を切り裂かれ、槍が地面に突き刺さった衝撃で、体を弾き飛ばされた。

 地面を抉った爆発と轟音により、レムナントが巻き込まれたのかもしれないと心配したのだが、レムナントは白銀の靄のようなモノに包まれているおかげで無事なようであった。あたしはそれを見て胸をなでおろしつつ、瓦礫と同化しているクロトの方を再び警戒する。


 幸いにしてまだ這い出てくるような気配はないため、あたしは大慌てでレムナントの方に走り寄り、彼女を心配して抱きしめた。


 「レムちゃん、ごめん!! あんな威力が出るとは思わなくて!!」

 「大丈夫デス。大丈夫デスから離してください、イツキ……」

 「あぁ……レムちゃん成分がぁぁああ」

 「イツキ……殴りマスよ……」

 「えへへへ、ごめんごめん……」


 あたしは苦笑いしながら、抱擁しているレムナントを離す。すると、レムナントの視線は自然と、地面に斜めに突き刺さっている槍の方へと向けられる。槍はレムナントが見たと同時に、役目を終えたかのように砂の粒子となって瓦解していった。


 「イツキ……あれは……なんデスか?」

 「それが、あたしにもわかんないんだよね。無我夢中で……。投擲したのは普通の槍だったと思うんだけど……」

 「それはこちらも知っていマス……。だとすると、これは……」

 「なにか知ってるの、レムちゃん……」

 「まだ推察の域を出ない話デス」

 「いいよ。レムちゃんの言うことなら信じるから……」

 「ならば、少しだけ、耳を貸してくだサイ……」


 レムナントは顔を近づけたあたしに対し、耳元で信じられないことを口にする。それは短文かつ、シンプルであるが故に、理解が追い付かずに困惑してしまった。困惑は当然のことながらあたし自身の硬直を生み、思考を停止させる。

 本来ならばレムナントがその硬直をほぐすのが好ましいのだが、今回はそうもいかなかった。


 瓦礫が弾け飛ぶ音と共に我に返る羽目になる。それは優しいレムナントではなく、怒りのあまり頭の血管が浮いているクロトだった。クロトは泥まみれの全裸のまま瓦礫の上に立ち、こちらを睨みつけた。

 あたしは、それを見て、少しだけ固まったが、すぐに我に返り、継戦をしようとするレムナントを手で制して一人だけ立ち上がる。



 クロトはこちらに歩み寄ると同時に、何らかの過去を改変したのか、ド派手で悪趣味満載……というよりは似合わない黒づくめの洋服で着飾った。あたしはそれに鼻で笑いつつ、ガンを飛ばすように血まみれの洋服のまま歩みを進めた。



 顎を上げてこちらを見下すようなクロトに対し、あたしは下から煽るように不敵な笑みを浮かべる。互いに、拳が届く距離まで近づくと、互いに足を止めて、構えることなく口を開く。


 「あらあら、今度は卑劣にこっちの脳内を弄らないのかな?」

 「弄ってほしいのか、雌豚ァ。いいぜ、もう一度ひぃひぃ言わせてやるぜ」

 「嘘————————。今のあなたにそんなことはできない」

 「へぇ……いうじゃねぇか……」

 「だってそうでしょう? あなたが改ざんできる過去は、精々、一ヵ月前から……。しかも、他人の場合はピンポイント出なきゃ効果は薄い……。そして、発動する条件は————————」


 クロトと視線を合わせていると頭が一瞬だけ割れるように痛む。だが、それはほんの一瞬だけであり、即座に収まって消え去る。当然だ……なぜなら、あたしは、レムちゃんと旅をすると誓ったのだから……


 「ほうら……効かないでしょ」

 「効かないからなんだっていうんだ? オレは最強なんだぜ」

 「最強が聞いてあきれるわ。最強なら、その右腕の傷はどうしたのかなー。あ、転んで怪我でもしちゃった系? ドジなんだなー」

 「おちょくってんのか」

 「おちょっくてんのよ……。事実、今のあなたは、レムちゃんと闘っていた時みたいな力は出せない」


 さっきの槍での攻撃……その時にあたしは何を願った。何を考えた————————

 それがわかっていれば、必然的に答えは導かれていく……。レムちゃんの言うことを信じるのならば、答えは一つしかない……。


 「あなたがこの世界に来てから何カ月だっけ? あと、どれぐらいの過去を改変できる? どれぐらいあなたが思う“最強”に近づけるのかな?」

 「いいぜ、やってやろうじゃねぇかァ!!」


 唾が飛び散るような怒号と同時にクロトは拳を振りかぶりこちらに振り下ろす。しかし、あたしは体の動きに身を任せて綺麗に回避し、その勢いを利用して相手を遠くに背負い投げた。

 クロトは己の身体能力だけで即座に宙で体を捻り、足元から地面に着地して瓦礫を払いのける。

 やはり、強化できる自分には限度というものがあるらしい。本来ならば、どんなことでもできるのだろうが、そうなっていないのは単純に、クロト自身の知性によるもの……


 簡単に言うのならば、想像力が圧倒的に足りていない————————


 “過去改変”の起源魔術を発動させるためには、それなりのエピソードが必要なのだろう。それは『アイテムを手に入れた』『何かを食べた』『神様からもらった』など、なんでもいいはずだ。でも、現在の座標位置や過去に移動した場所は変更できないと思われる。だから、それらと辻褄が合うように周辺の過去のエピソードも書き換えなければならない。それは、連鎖的に膨大な量の作業となる……

 だから、無尽蔵に強化できるわけではない……加えて、“最強”を名乗っていようと、所詮それは、彼自身が思う“最強”だ。こちらが勝てない理由にはならない……

 なぜならば————————



 あたしは、足元の石ころを拾い上げ、左手で強く握りしめる。すると、手の中で石ころが光輝き、元の形とは程遠い身の丈程の細い棍棒が生まれる。


 「おいおい、なんだ、その魔術は……」

 「教えるわけないでしょ。バカじゃないの……」

 「そりゃあそうだよなぁ。だが、そんな細い杖なんざへし折ってやるぜ!!」


 両手を大きく広げて威嚇するようにこちらに走り寄ってくる相手に対し、あたしは生み出した棍棒を振り回しながら、綺麗な動きで踊るように向かってくる相手の頭を叩く。

 棒術など習った覚えはないが、体が憶えているようで、考えなくても勝手に動いてくれる。そのおかげで、こちらを殴ろうとした相手は横に弾き飛ばされてもう一度距離が離れた。

 しかし、それとほぼ同時に、棍棒は役目を終えて砂の粒子と成り果てて風に乗って消えていく。






 “アンフェアスワップ”————————


 名前を付けるのならば、こんなところだろうか……。これが、あたしの起源魔術……。目の前にあるモノをまったく別のモノに、効果や物質を入れ替えること……。酷いことに、等価交換という言葉は露ほど感じさせないほどに不公平に変えられる。


 条件は、『手に触れていること』『生物ではないこと』『自分の体重以下の質量であること』


 たぶん、こんなところ……。この起源魔術を用いれば、普通の槍を神話の武器にでもできるし、石ころを棍棒に変えられる。

 だが、問題なのは効果時間……。なんでも変えられるが、最大で5秒と言ったところだ……。それを過ぎればどんなものでも無価値な砂に成り果てる。

 応用として、自分自身は生物判定に引っかからないので使えるが、かなり厄介なことになる。なぜなら、不可逆変化であり、そして5秒後には砂に変わるからだ……。こんなもの、怖くて使えたもんじゃない。最初の時は、無意識的に自分の記憶に対して使っちゃったかもしれないが、思い出すだけでゾッとする……


 頭の中の記憶が砂嵐のようになり、ごっそりと抜け落ちているのだ……


 誰だって使いたくない。これがもし、肉体に対して使おうものなら、最悪なことになっていたのかもしれない……。あれほど、魔術の制御で苦労したのに、こんなところで暴発などさせたくはない……。



 あたしはため息を吐きながら、新たに足元の石を拾い上げる。それとほぼ同時に、横に薙ぎ払ったクロトが立ち上がってくる。


 「はぁん。そうか、そうか。錬金術みたいなもんか、お前の能力は……」

 「能力じゃなくて起源魔術……ってバカに説明しても、そもそもバカだから説明を聞いてないか……」

 「言ってくれるじゃねぇか。お前はぶち殺し確定だ」

 「何回、確定を入れ替えるの? 頭どうかしているの? あ、してるんだったね」

 「ぶち殺す————————」


 相手が頭を沸騰させながらこちらに突っ込んでくる。その速度は先ほどよりも遥かに速く。蹴り飛ばした地面は大きく抉れ、後方に土煙を発生させていた。

 しかし、その巨大な砲弾のような突撃は届くことがない……。


 クロトは走っている途中でバランスを崩し、勢いを殺さないまま転がり、あたしの横を通り過ぎて瓦礫に激突した。

 遅れて、彼の左足が空から落ちてきて、地面に叩きつけられて奇怪な音を立てた。


 「アががぁあぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


 クロトは叫びながら血液が滴り落ちる左足を抱えて、地面を暴れ出す。激突して体勢を立て直してから痛みに悶えるのは、神経が存在していないが故の遅延なのだろう……。


 「オレの……オレの足がぁ!!」

 「お得意に過去改変で不死身の体でも手に入れれば治るんじゃない」

 「うるせぇ!! そんなもん、すぐにでもやってやるさ!!」


 クロトが数秒停止し、あたしもそれを待つようにその場から動かない。すると、宣言通りに不死身の体を手に入れたのか、クロトの左足はいつの間にか元に戻って治っていた。

 この辺りは本当に厄介な起源魔術なのかもしれない……でも、今ので、おおよその要領はつかめた……。相手が過去を改変するまでの時間に、とどめを刺せばこちらの勝ち……

 なんてシンプルでわかりやすいのだろうか……


 「もう、絶対に許さねぇ……。穴という穴を犯しつくして、クソNPCどもの前で犬に食わせてやるよ」

 「だから、何回方針が変わるんだよ……優柔不断か……」


 あたしは飽きれながら自分の起源魔術を発動させて、石ころから一本の脇差を生み出す。何の変哲もない石ころは、眩い閃光と共に、不死殺しの名刀に生まれ変わる。

 だが、あたしはそれを空へと放り投げて、相手を挑発するように右手の指でハンドサインを送る。それに煽られるようにクロトは先ほどと同じように地面を蹴り上げ、こちらに肉薄しようとする。


 しかし、その瞬間にクロトの姿は掻き消えた————————



 気が付くと、クロトはいつの間にかあたしの背後で拳を構えていた。恐らく追加の過去改変で転移能力か魔術的な何かを得たのだろう……。でも、その拳はあたしに届くことはない。


 空気を引き裂くような鋭い斬撃の音が鳴り響いた————————


 遅れて血しぶきが舞い、あっけにとられるように口を開けているクロトの右腕が地面に落ちる。それとほぼ同時に黄金の砂が風に舞って消えていく……


 「あがががががががあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、腕がぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 「あーうるさーい。気持ち悪い声を耳に響かせないでくれるかな」

 「オレの腕がぁ!! クソがぁ、なんで!! 不死身になったはずだろ。治らなきゃおかしいだろ!!」

 「そりゃあ、不死殺しで斬ったからねぇ」


 あたしは相手を鼻で笑いながら、足元の石をもう一つ拾い上げる。そして、先ほどと同じように、一本の脇差を生み出した。しかしそれは、生れ落ちた瞬間に、空気に溶けるように何事もなく消えていく。


 刹那————————


 腕の痛みで立ち止まっていたクロトの左足が再度吹き飛んだ。クロトは当然のことながらバランスを崩して地面にうつぶせに倒れ伏す。


 「あれあれー、どうしたのかなぁ? もしかして、パンツでも見たかったのかなぁ。うわぁ、気持ち悪ぃ……」

 「なんで! なんでオレの左足がまた消えてるんだよ!!」

 「もしかして、過去の改変内容を消しちゃったとかぁ? バカだからやっちゃうのかなぁ」

 「そんなことする分けねぇだろ!!! なにをしやがった!!」


 ここでようやく、クロトが我に返ったように表情を変える。おそらく、先ほどまでの攻撃のタネを見破ったのだろう。だが、もう遅い————————


 「そうか……あの白髪のクソガキか!! どこに居やがる!!」

 「あ、ようやくわかっちゃったー。まぁ、もう遅いけど」


 肉を引き裂く音と共にうつ伏せに倒れているクロトの背中に漆黒の脇差が突き刺さる。そして、相手をそこに繋ぎとめるがごとく、背中を踏みしめている誰かがようやく表れた。

 それは、クロトが推察した通り、あたしの光属性の魔術で姿を消していたレムナント……


 二発目以降の斬撃は全て、レムナントの攻撃……。視野狭窄に陥ったクロトがこちらにヘイトを向けていれば、必然的にレムナントは自由に攻撃できる。あの地獄のような洞窟内で何度も行ったフォーメーション……。


 レムナントは相手の傷口を開くように漆黒の脇差でクロトの体を引き裂きながら、内部をかき混ぜていく。そのあまりの痛みに、クロトは泣き叫びながら、鼻と口から粘液を出し始める。


 「あががあああああ、いでぇぇえええええええええええええええええええええ!!!!」

 「うるさいデスね……。痛みがないような不老不死にならなかったお前の責任じゃあないデスか……」

 「レムちゃん酷すぎ……ま、お前がいくら苦しもうが、心がこれっぽっちも痛まないけどさ……。あと何分かなぁ……腕と足の血液量からして……」

 「イツキこそ、死のカウントダウンは悪趣味デス」

 「そうかなぁ……」

 「テメェら! 必ず殺す!! 人を玩具みたいに扱いやがって」


 あたしとレムナントはそれを聞いた瞬間に、『何を言ってるんだコイツは』と思い互いの顔を見て数秒固まった。だが、それは即座に笑いに変わり、二人同時にお腹を抱えて笑い出した。


 「アハハハハハハハハハハッ!! それをお前が言う? ほんと、無神経にもほどがあるでしょ」

 「何がおかしい!!」

 「うるさいデスね。玩具さん———————」

 「あがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


 レムナントが脇差を動かすたびにクロトが悶え苦しんで暴れ出す。しかし、暴れても地面に縫い付けられた状況が変わることはなく、むしろ動いたことで激しい痛みが全身を襲い、更なる過去改変を行うだけの思考を潰していく。


 「おい、運営!! どうにかしろよ!!! ゲームがバグって死にかけてるんだぞ!! 助けろよ!!」

 「未だにこの世界がゲームか何かだと思ってるんだね。ばかだねー」

 「イツキも最初はそうだったでショウ」

 「あんな地獄がスタート地点だったら、嫌でも夢から醒めるよ……」

 「いやだ! いやだ! 死にたくない!! せっかく、あのクソ皇帝からここを自由にしていいって許可を貰ったのに!!!」


 その言葉を発した瞬間、クロトの姿が掻き消える。おそらく、過去改変能力で先ほど得た転移の力なのだろう……。しかし、咄嗟に発動したが故に暴発に近く、少しだけ離れた位置で落下したような音が聞こえてきた。

 方角からして住宅街の方だろうか……


 あたしとレムナントは少々の焦りを感じて、互いに頷くと同時に走り出しそちらの方へ向かった。距離としてはそう遠くないため、数分走ればすぐにたどり着く。しかし、それまでの間に、たった一回だけ断末魔のような叫び声が聞こえてきた。


 それは、何度も聞いたクロトのものだったことは間違いないのだが、問題なのはその内容だ……いったい誰が……とどめを刺したのだろうか……。どこかの国の刺客だったのならば厄介な事この上ない……




 そんな疑念が渦巻くまま、あたしとレムナントは息を切らしながら、ようやく現場にたどり着く……。だが、たどり着いた瞬間に口を紡いで近寄る足を止めてしまう……


 目の前には、人だかりができていて、集まっている人たちは皆、無我夢中で何の変哲もない伸ばし棒や包丁、木片などを振り回している。その人物たちすべては狂気に染まったような表情をしており、返り血らしきものが衣服についても気に留めている様子はない。


 彼らが無我夢中で何を攻撃しているのかなど、見えなくてもわかる……


 だれだって、今まで散々苦しめてきた男が瀕死の状態で現れればそうするだろう。中には、子供を拉致されて犯され、そして殺された親たちもいただろう。肉体を傷つけられ、金品を奪われて虐げられた者たちもいたのだろう。

 彼らは皆、NPCなどではなく、紛れもなくあたしたちと同じ醜い人間だ。だから、この結末は必然というに他ならない……


 あたり一面に広がっている血液量からして、不死殺しの脇差で斬った傷が致命傷となっていることは間違いない。例え、それ以外の傷が瞬時に癒えようとも、治らない傷が一つでもあるのならば、もはや不老不死とは言い難い……。

 もう、死んでいる……。でも住民たちは止まることはしない。死んでいようとなかろうと、関係なく、彼ら彼女らの気が済むまで、この惨劇は続く……


 それが、彼の物語の結末だ————————


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