ぬいぐるみ犬探偵 リーバーの冒険

□作品名:ぬいぐるみ犬探偵 リーバーの冒険

□作者:鈴木りん さん

□掲載場所:カクヨム

□文字数:約14万字(2020年8月2日時点)

□連載状況:完結済

□タグ:

推理 ミステリ ぬいぐるみ 探偵 ほのぼの ときどきちょっとシリアス 朝読小説賞 カクヨムオンリー

□あらすじ(原作より引用)

【2020年5月 第5回カクヨムweb小説コンテスト 朝読小説賞 受賞作品】



とあるマンションの一室。ここには、ぬいぐるみワールドが存在していた。

主人公は「リーバー」。ゴールデンレトリーバーの子犬のぬいぐるみ、そして、探偵である。


【1 ペンギンの溺死】

ある日、マンションの一室で、ぬいぐるみペンギンの溺死事故が起きた。立ち上がったのは、ぬいぐるみ犬探偵の「リーバー」。捜査に乗り出したリーバー探偵は、「殺ぬいぐるみ事件」とにらみ、捜査を進めるが……。

【2 名無しジャージの謎】

女子中学生「レオナ」の学校で、記名のない体育ジャージが見つかった。先生から所有者の割り出しを命じられたレオナは聞き込み捜査をはじめ、容疑者?を3人にしぼる。一方、そのことをレオナの日記帳から知ったリーバー探偵は捜査の協力に乗り出すが、事件はますます複雑化していき――。

【3 開かずの間の秘密】

受験生となったレオナは、近所の私塾「合格一直線」に通い始める。そこでレオナは「カナ」という友人を得て、塾には「開かずの間」があることや新任の女性塾講師が月謝紛失の責任でクビになるという噂を聞く。レオナはカナと協力して女性講師を救うべく立ち上がる。しかし危険を予知したリーバー探偵はバッグに潜り込み、塾への潜入を図ったが――。

【4 雪像づくりに潜む罠】

ある日、リーバーたちはロボット掃除機に詰まった「謎の暗号」を入手。その謎をさらりと解いたリーバー探偵は、事件が起きていると考えた雪像づくりの会場に潜入するのだが――

【5 オーストラリアからの刺客】

ローテーブルの上に置かれた、一枚のリーフレット。それは、「オーストラリア語学研修」の案内チラシだった。深夜、月明かりに照らされたその場所に、一体のぬいぐるみの影が近づいた――

【6 ぬいぐるみは番犬になれるのか? (リーバー最後の事件)】

とあるマンションで白昼起きた、空き巣事件。そこは、レオナの自宅だった。番犬となれなかった自分を悔やむリーバーとその助手、コーハイ。同時に隣のお宅でも空き巣が入ったのだが、ともに盗まれたものは何もない。なぜ空き巣は何も盗まなかったのか――その謎にぬいぐるみ犬探偵が挑む。ぬいぐるみ犬探偵リーバー、最後の事件。


主人公:0歳(子犬のぬいぐるみ)、朝読小説賞キャッチ:このぬいぐるみたちハンパない! 癒し系にして、探偵。

□レビュー:

 ぬいぐるみたちが人知れず事件を解決していく物語。

 物語は、ぬいぐるみ犬探偵リーパーの助手である子犬コーハイの視点で語られる。ほっこりする出来事から危険な事件まで全6章の構成となっている。ぬいぐるみと侮るなかれ、しっかりとしたミステリー作品となっております。

 ピクサー作品が好きな方には是非お勧めです。癒し系ミステリーというジャンルに興味はありませんか?

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