『シオンズ・フィクション』

(近況ノートに分けてたのをまとめました)


「オレンジ畑の香り」

初読では難しくて、二度読んで、それでも分からないなりに印象に残っている。設定をそのまま、テルアビブとは別の場所、別の登場人物で書いたらどうなるのだろう。


「スロー族」

本アンソロジーは信用できるとおもった。

先入観を持って読んでることは否定できない。


「シュテルン=ゲルラッハのネズミ」のあとで「夜の似合う場所」にKOされた。


「鏡」

アーバンファンタジーというジャンル名を知る。


「男の夢」

「二分早く」

 どちらの作品も、ページを捲るにつ登場人物がより大きな困難に直面していくように書くと、いうことの見本みたいな作品だった。


 本書から「立ち去らなくては」いけなくなったあとに、重厚な「イスラエルSFの歴史」が待ち構えていると、構成がたまらなく嬉しい。

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