シナリオ:END8 総力戦

 君達はすぐさまリトルの家に向かう。

 ホワイトスフィアの資料を探す為だ。

 家に着きリトルは隠し扉を開きクランクを誘導する。

 しばらくすると、クランクは戻る。


「……ハーヴェス王国へ向かう。ホワイトスフィアの開発者がそこにいるかもしれない」


 クランクはそう言うと君達にお願いをする。


「なあ、頼みがある。どうか俺のことを見逃してくれないか? 世界の運命がかかっているんだ」

「ふふ……」


 その時にサンリアがクランクに斬りかかった。

 君達はサンリアの攻撃を阻止する。


「いきなり何しやがる!」


 クランクが銃を構えグレイリンクスも構える。

 サンリアは笑みを浮かべながら、


「あらあら、やっぱりダメでしたか? ならここは強行突破しかありませんね。ホワイトスフィア、渡してもらえませんか?」

「まさか、お前スカウトギルドか!?」

「だとしたらどうしますか? 私を殺しますか? ふふ、ふふふふふふ!」


 どうやら敵意をむき出しにしているらしい。

 ホワイトスフィアを渡すわけには行かないであろう。

 何も話を聞き入れないサンリアと戦うことになる。

 サンリアと戦闘になる。

 戦闘に勝利する目前になるとサンリアは祈り始める。


「ああ、偉大なるミルタバル様よ。我が命を捧げます。真実を拒むこの者達に神の鉄槌を与えたまえ」


 すると、サンリアの服の間から煙が立ち込め始め視界が悪くなっていく。

 途端、爆発したような音と共にニワトリの鳴き声が鳴り響き窓に向かってサンリアのみが外へと飛んでいった。


「またお会いしましょう皆さん」


 と言って彼女は離脱する。

 彼女に逃げられとりあえず難を逃れた。

 解放されたリトルは無事であり、奈落で家から逃亡し戻ってきたときにサンリアが居たとのこと。

 一安心したところでクランクはホワイトスフィアの資料を見せて欲しいとリトルに頼む。彼女は隠し扉を開きクランクを誘導する。

 しばらくすると、クランクは戻る。


「……ハーヴェス王国へ向かう。ホワイトスフィアの開発者がそこにいるかもしれない」


 クランクはそう言うと君達にお願いをする。


「なあ、頼みがある。どうか俺のことを見逃してくれないか? 世界の運命がかかっているんだ」



①見逃さない。

 クランクを捕らえる。

 彼らを捕らえるのは容易だった。

 すぐさま捕らえた彼らをエイザンに差し出す。


「よくやった君達! ホワイトスフィアも無事奪還できた。本当にありがとう!」


 君達は悪党であるクランクを捕まえ、ゴハンヤの町を救う英雄となった。


報酬金額20000G 経験点1000点 成長点1点



②見逃す

 クランクはお礼を言う。


「ありがとうな。あんた達も仕事なんだろうが、こっちは世界の運命がかかってる。それじゃあな」


 と彼らが去ろうとした時、クランクは軽く振り向き手を上げる。


「この恩は必ず返すぜ。目的の成功のあかつきには、そうだな……バラでも送っておくぜ」


 と彼は去って行った。

 君達はウマイパン亭に戻りクランクを取り逃がしたことを伝えるとエイザンは肩を落とす。


「そうか……とにかく町を守ってもらえったことに感謝する。一人行方不明者(サンリア)が出てしまったがとにかく無事帰還した者には報酬を渡す。だが、申し訳ないが減収させてもらう」


 君達は10000Gを受け取る。


「それでは、我々これで」


 騎士団達が去って行き、冒険者達は落胆の声を漏らす。


「ま、生き残っただけ儲けもんってことにしとくか」


 アイザックが無事であったこと評して杯を交わそうとした時だった。


「冒険者の皆さんすみません!」


 突然酒場の入り口からレプラカーンの女性が大荷物を持って現れる。


「私の名前は……マーガレットです。えっと……娘とゴハンヤを救って頂きありがとうございました」


 どうやらゴハンヤに住んでいたリトルの母だと言ってくる。


「これは皆さんへのお礼です。どうか皆さん受け取ってください」


 すると、荷物の中か沢山のガメルを出す。

 一人辺り30000G程を分け与えた。

 冒険者達が沸き立つ中、マーガレットがそそくさと外へ出て行こうとする。

 声をかけると、マーガレットはそちらを振り向き君達にウインクをして外へ去って行く。店を出るとそこには誰もいなかった。

 だが、紙が一枚落ちている。


『これで最後の仕事は終わりました。皆さんまたどこかでお会いしましょう』


 経験点1000点 成長点1点



③一緒に行きたい

 その提案にクランク達は驚くが断ってくる。


「これからスカウトギルドに隠れつつ追われる日々が待ってるぜ。しかもあんたら冒険者稼業がまともに出来ねえだろうな。気持ちだけは受け取っておくよ」


 もし護衛をしたい等の食い下がらない姿勢を見せるならクランクも乗り気になる。


「おい本気か!? 楽しいもんじゃねぇぞ」


 それでも着いていくなら、クランクが言ってくる。


「実は護衛が欲しいと思っていた。俺の依頼聞いてくれるか?」


 こうして君達はクランク達に依頼する。

 ホワイトスフィアの破壊と謎を解きに行く。

 君達はこの依頼を受けることになる。


「このまま北に行くぞ! 列車を使ってハーヴェス王国へ向かうぞ!」


 君達は荒野の先ある駅へと向かう。

 ホワイトスフィアの謎、スカウトギルドの謎、そして君達の謎を解き明かしに!


報酬2000G 経験点1000点 成長点1点

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