お昼寝から目覚めたら、RPGに入り込んでいた件 Lv0からカンスト目指して頑張ります!

NAZUNA

第1話プロローグ

「はあ〜…」

俺は家に帰ってきた瞬間に疲れが湧いてきて思わずベッドに身体を沈める。


俺は横田草平。偏差値70越えの超進学校に通っている高校2年生。

偏差値70越えと聞いてみんなは「頭いい」とか「秀才or天才だ〜」とか言うだろう?

ところがどっこい。学年順位は200人中195位、所謂底辺層。

幾ら勉強したって周りはそれ以上勉強する奴ばっかりで頑張っても頑張っても抜かされる。

結局は卒業まで底辺層だ。

周りはみんな京大、東大を目指している。まあ学校のレベル的には底辺層でもそこそこの大学には行けるって訳で大して気にとめてはいない。


それに今日、クラスメートであり親友である智也から新しく配信されるゲームを一緒にやろうと誘われている。


確かワールドオンラインだっけ?名前はまあありがちなゲームで可もなく不可もなくって感じである。


俺は早速アプリストアでワールドオンラインをインストールした。

インストールしたゲームを開くと、いかにもRPGゲームらしい躍動感のあるBGMが部屋いっぱいに響き渡る。


今すぐゲームしたい気分だったが身体は思いの外疲れているらしく激しい眠気が全身を襲う。


やがて目を開けていることすら辛くなり、ゲームを開いたままゲームのBGMを子守唄にして俺は意識を手放したのだった。

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