Suzumi ~涼~




“メニューをどうぞ”




『どうも』




ん!?




財布は。。。金は


鞄もリュックも。。。持っていない




ポケットは


携帯 煙草 ライター 眼鏡 レシート 鍵 。。。小銭入れ




いくら


千円札4枚 500円玉1枚 50円玉1枚 10円玉1枚。。。OK




『すみません』




“はい”




『カフェラテを下さい』




“カフェラテですね ホットにしますか?冷たいのにしますか?”




『あぁ 冷たいのを下さい』




“かしまりました”




感じはいい


年のころは50歳前後


余計な会話はしないだろう




店の雰囲気もいい


外観もさることながら内観も


古いではなくレトロがしっくりくる




“お待たせしました 冷たいカフェラテです”




『ありがとう』




“ごゆっくりどうぞ”




『ありがとう』




落ち着くな


時の流れが止まりそうなくらい




何よりも


遠くに流れるビートルズがいい




ゆっくり整理が出来る




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る