一年のりんご
優葉
第1話「大恋出会い」
中2の終わり僕は、悩んでた。
周りはカップルがイチャイチャし放題。インスタはカップルが占領
中学の恋愛なんて、所詮3〜5ヶ月続けばいい方だろう。人前で手を繋ぐなんて馬鹿馬鹿し。でも、羨ましい僕も彼女が欲しかった。
そんな僕に、地獄の日が来た。それはバレンタインだ。朝10時友達のかなたの電話で目が覚めた『カラオケ行こう』その一言のみで半強制で行かされ待ち合わせ場所に5分前に着いた。シャイのかなたは彼女が作ったチョコを一人で貰えないと相談してきた。仕方なく着いていってあげる事にした。かなたの彼女もシャイなため友達を連れてきていた。名前は鈴田愛美。一個下の学校のマドンナ的存在な子だ。僕はその子に一目惚れしてしまった。その子の事が頭から離れない。完全に虜になってしまった。話すだけ、繋がるだけでいい、ただそれだけ。かなたの彼女に挨拶がしたいとの口実で愛美ちゃんのラインを聞いた。それが本当の恋の始まりだったことをまだ僕は知らない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます