第3話
マヒロは俺のLINEをブロック。
そして、メールも着信拒否しやがった。
電話も出なかった。
しかし、ある日。別れてから約一ヶ月後のことだった。
マヒロの奴が俺の会社に中途入社してきた。
しかも。
商品企画室。
俺と同じ部署で働くことになろうとは
思ってもみなかった。
「宜しく、シンジ!」
「おまえ、分かってんだろうな?
一応、俺の方が先輩なんだから敬えよ」
「幼馴染だからって、馴れ馴れしい態度は
御法度だからな!ここは会社!職場なんだからな」
「はいはい。わかりましたよーだ」
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