私が異世界物を読むときに思うこと(思ったこと)

@Athlac

転生物(0~13歳ぐらいまで)について

 私は手放しでほめられるような素晴らしい転生物に出会ったことがほとんどない。

書き出しがよくて、手に取ってみたものの10話前後でパスしてしまうものは非常に多い。

異世界系のタグがついた転生物はだいたい主人公が強くなって後に最強となる傾向が強いし、私も主人公が強くなることは高揚感を覚えるので好きだ。

しかし、こういった展開のものはテンポ感をよくするために小さいころからどんどん強くなっていく。

強くなっていくこと自体に問題はない。

それどころか全く強くならないまま、ダラダラと文が長くなっていくと読んでいてテンポ感が悪いなと感じるし、成長著しい少年時代は体が大きくなり力もどんどん強くなる時期なので強くならなければ逆におかしいとすら感じる。


しかしだ、大抵の物語は強くなり過ぎではないだろうか?

日本でいうなら小学生高学年ぐらいの子供にあっさりと負ける現地人。

これいかがなものだろうか?

また、小学生ぐらいの子供をよいしょするためにアホに設定された大人というのは登場人物のキャラの色を薄くさせるように思えてならない。


そこら辺のパワーバランスが改善されればパスしてしまう作品は大きく減ると私は確信している。


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