第12話 書けない時はどうしる?

 はっはっは。

 若干スランプ気味であります(なぜ笑う)。

 なんか2か月位前もそんなこと言っていた気もしますが、元来気分のムラッ気が大きい人間なのです。


 曲がりなりにも創作という活動をしていると、うまく書けない、なぜか書く意欲が湧かない……という事態、いわゆるスランプというものに苦しむことがあると思います。

 で、初めに結論を書くと、正直万人に有効な対処法なんてものはないと思います。

 ただ、アタクシがそうだったように何か小さなことがヒントやきっかけになるかもしれないので、もしかしたら誰かの役にたつことを祈って書き留めておくことにします。


 さて、スランプというものは大きく2つあるかと思います。


 ①創作そのものに対するスランプ

 ②執筆作品に対するスランプ


 ①は、アタクシが2か月ほど前に陥ったものですね。原因は人それぞれかと思いますが、アタクシの場合は小説を書き始めて3ヶ月くらい経って、おそらく「書く」ことの初期衝動が一段落した、と自分では解釈しました。

 別に書くことに興味が薄れたわけではないのですが、何を書こうか、そして書くからには前作よりも向上しなければならない……みたいな悪くいえば欲が湧いてきて、その時点の自分の技量との乖離と相まって、どんな作品をどう書いたらいいのかわからなくなっていた、というような状態だった気がします。

 で、そういう状況に対してアタクシが何をしたかというと、自主企画を立ち上げました。それまで、どちらかと言えば書くことのほうに時間を割いていたのですが、一度人の作品を読む期間を設けてみたのです。これは色々と気づきがありました。更にたまたま流れで読みに行った先に、「作品アイデアを小説にしてほしい」という企画があったのですが、その中の1つにピンとくるものがあり、そこからは一気に書き始めることができるようになったんです。

 自主企画の間は全く何も書いてなかったわけではないですが、書くのはほとんど休んでました。まぁ、無限に物語りが紡ぎ出される原子炉みたいな方には無用な心配ですが、アタクシのような凡人は、放出したら充電する、というサイクルが必要なのかな、って気がします。


 ②は、今の状態がこれ。

 書きたい気持ちもあるし、書こうと思えば書ける。

 ただ、自分が今書いているものに対して、ふと「これでよかったのかな」とか「今から書こうとしていることは、ほんとうに面白いんだろうか」と、不安になってどうも筆の進みが遅くなっております。

 展開としては当初の構想から予定通りのはずだし、その時点ではイケると思って書き初めたはずなのに、何か物足りない気がしてしまう……。

 そういう時に無理に書いた文章って、やっぱり勢いとか、力がない。

 なのでそれを出したら余計に面白くなさが強調されてしまう気がする。


 さて、じゃあどうしようか。

 ということで次回「こんなんしてみたらいいんじゃね 編」に続きます。

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