第6話 一回見直すことも大事① 「書く」の私的お作法

 執筆の仕方というのは人それぞれのスタイルがあると思います。

 時々、自主企画でもそういうことを聞く企画がありますね。

 結構気になりもしますが、自分が参加するにはちょっと気恥ずかしいと思ってしまう奥ゆかしいワタクシとしては、まあ自作の中ならいいか、というわけでつらつらと書き出してみました。

 書いてみて、そうだったかと気づくこともあり。


【お道具】

 書くのはほぼ8インチタブレットオンリーでWordを使用。パソコンは大がかりな切ったり貼ったりするときぐらい。調子にのって後から買った10インチタブレットは重くて使いづらかったので書くのには使ってない。


【書き方】

 だいたい2、3本を平行して書いてる。でも均等に進めてるわけではなく、しばらくこっちを書いては、今度はあっちを書くみたいな。始めたころは「一本書くまで次には手を出さん」なんて思ってたこともあったが、基本的にムラっ気が大きい人間なので暗いものを書いてる時に、急に明るい話が書きたくなるようなことはよくあり、そうなると筆の進みが止まって時間がもったいないので、テイストの違うものを一緒に進めるようになった。

 初稿が出来たら何度か推敲して、もう大きな変更はないと思った段階でカクヨムのワークスペースに移してまた推敲。推敲好き。書くより好き。

 基本的に順番通り書いてく。バラバラに書くのも試したけど、それほどメリットを感じなかったのでやらなくなった。

 書くテンポのムラが大きいので、完結してからかキリのいいところまでストックができてから公開するようにしてる。


【手クセ、嗜好】

 三点リーダなどの決まり事は比較的守られた文章が好き。でも時々間違う。他人の使い方はあまり気にしない……けど、全編通して一行空けでセリフも地の文も全てがセンタリングされたような作品を見たときはさすがに驚愕した。

 情景や心情は書くべきところではキチンと書きたい、書いてほしい。一文は短めにすることが多い。会話も含めてテンポ、語感を大事にしたい。ルビが必要な言い回しはあまり多用したくない。


【書く頻度、時間】

 ほぼ毎日何かしら書いてるが、量は数行から2千字くらいとまちまち。平日は主に夜1~2時間、休日は3~4時間ぐらいが多い。たまに、数日パタッと休む時がある。


 こんな感じでしょうか。

 さて、実際ここ数日は小説を書くのを休んでたので、そろそろまた書き始めようかと思います。

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