第207話 シンデレラの恩義に報いる

姉達からいじめを受けていたシンデレラは、舞踏会へ行く夢を見ていました。そこに魔法使いがやってきてカボチャの馬車を用意してくれました。シンデレラはカボチャの馬車に乗り、お城へ向かいました。その道中、飢えで苦しむ人達が大きなカボチャを見て、そのカボチャを少し食べさせてくれないかとシンデレラに頼み込んできました。シンデレラは少しくらいならと、カボチャの馬車のカボチャを切り取り、分けてあげました。すると次から次へとお腹を空かせた人達が集まってきて、ついにカボチャの馬車は、食べられてなくなってしまいました。舞踏会にも行けず、姉達が戻ってくる時間が近づいてきたのでシンデレラは、慌てて家に戻りました。シンデレラは、また姉達からいじめられる日々を送っていました。

「姐さんに助けて頂いたご恩、今こそ返す時!」貧しい人達は、いじわるな姉達をやっつけました。シンデレラは沢山の家来を持ち、幸せに暮らしました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る