第466話 Ready

それでも、なんとか列車のベッドメイキングは

できて。



「まーにあったねぇ」れーみぃ。

「できたね。」めぐ。

「一息にね」naomi。



ミシェルは、無言で、でも、快い表情。



リサは、「あたし、国鉄マンだもん」と


にこにこ。




整備のおばさん、おじさんたちは


笑顔で。 達成感。





ふと気づくと、まだ出発までに1時間はある。




その間にも、列車の下回りを

整備士さんが点検したり、飲み水や

飲まない水、それと使用済みの水を

取り替えたり。



ブレーキや、発電のエンジンオイル。

燃料。



それも整備。




そういうものを、列車の下回りから

整備する、ひとたちも居る。



雨の日も、雪の日も。




それも、国鉄マンだ。

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