第443話 ワゴンとNaomi

もし、神様が全能だったら

外国のお金持ちの欲望も、抑えてしまっただろう。



でも、いろんな神様がいるから(笑)




アメリカには、アメリカの神様がいるだろうし


インドには、仏様がいるだろう。



それぞれに、いろんな神様を信じてる人々が

いて、それぞれに生きている。



それが普通だと、ここの神様は思ったりする。




統一して、ひとりの神様が

統べてしまうのは、ちょっと危ない(笑)。





でも、ここの神様は思う。


「外国の神様に話してみようかのぉ」




話しあって、賛成してもらえれば

それもいいだろうと。











地上では、めぐたちの乗った列車は

多くの乗客が、下りてしまって


静かな列車になった。



新しい、スーパーエクスプレスは

地震の影響がなかったので


急いでいるお客さんは、途中で


乗り換えてしまった。



だから、今、この列車に乗っているひとは

旅を楽しむ人達だけだ。



むしろ、長い間列車で過ごせて

喜んでいるようにも見える。




お昼を過ぎて、尚も走る列車。


途中の駅で、ワゴンのお菓子やお弁当を

積み込む事もできたから


Naomiは、今度こそ

ワゴンサービスのアルバイトが出来たりする。




それはそれで、楽しい事かもしれない。





女の子の憧れ、キャビンアテンダントみたいな


ちょっと違うかな?



列車のワゴンサービス。




颯爽として、カッコイイ(笑)なーんて。

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