第386話 Van Halen

そう、心の中や

夢の中までは、神様だって

入り込めないから


そこは、もともと4次元の世界。



そこに、天使さんが降りて来ても

悪魔くんが来る事も、あるかもしれない。


けれども、それで

人間の行動が乱される事は、そんなにはない。


心に闇が出来ても、人間が

凛々しく心を律すれば、光を持って

制する事ができる。




そうする事が、楽しく生きていく事。


たぶん、それは真理。




見た目じゃ解らないけど。



あの、LedZeppelinの若者たちのように


見た目悪魔っぽくても、心に天使が居たりする事もある。



「でもあたしが好きなのは、VanHalenなんだけどな」と、めぐは



言うけれど



LedZeppelinも、VanHalenも


どっちだって、知らない。(笑)



れーみぃたちは、そう思ってるだろう(笑)。




「21時出発だはんで、食堂車、けへ」


と、リサのおじさんは、訛りで。

(はんで=だから、けへ=行った方がいいよ。笑)



省略が激しい北の言葉だけれど


意外にJK語っぽいかも(笑)。





そんなふうに、めぐは思った。




「あ、お仕事!そーだぁ」と、れーみぃは


おしゃべりで夢中だった。





そうそう、じゃ、行こうね。


とNaomi、それとめぐは


ホームを歩いて、食堂車へ。

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