第四回 ――星野葉月のポエム。
午前三時三十三分。すなわち三が六つ揃ったの。
それが条件の配信。
久々のポエム。この素敵な企画に感謝。
新たな出会い。
それを求めて、夜空を駆ける。
夜は夜でも……極まる夜なの。
ビックリするほど、
……そう。ビックリするほど暗いはずだけれど、
違っていたの。
駆ける流れ星、まっすぐに。
それも、
それもね……
幾つも。まっすぐに、まっすぐに、
光の軌道を描いている。
矢のように無数の、
幾つもの軌道。
心満たされ、
シチュエーションの数ほどに、
それは春迎える出会いの予感。
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