6月25日(金)彼女がレズ…かぁ

先に言います!今日の本題は彼女との話です!ちょと長いですけど終盤まで読んでいただけると…。


えーと今日は、わりと平和だったかな?

体調は良くなって、普通に登校して、ああそうだ、学校で色んな人が、「体調良くなった?」って聞いてくれて、覚えててくれたんだなぁと嬉しかったです。えへへ。


今日貰ったラブレターのお返事、すげぇ長かったんですよね(笑)。たぶん私が昨日欠席したから…だとは思いますけど。「伝えたいこと」って最初に書いてあって、その伝えたいことが5つもあって。私の素顔が見たいとか色々あったんですけど。

5つめに、「先生が寂しくて泣くから毎日来てください(特に社会の授業がある日)」って書いてあったんですよ(笑)。泣いたなんてウソウソ。そーんなわけ無いじゃ~んアハハ。でもこうやって書いてくれるのは嬉しいことですね。昨日は社会の授業があったのに欠席したから書いたんでしょう。まぁもう授業後に私に話しかけるの日課みたいになっていなくもなくもないし…(どっちやねん)。


で問題は伝えたいこと3つめ。

「暑中見舞いとか年賀状とか欲しいでしょ?以下極秘情報」の後に、嗚呼なんということでしょう。社会教師の住所が書いてあるじゃないですか。


…ほ~ん。


………え、は?!


目が飛び出ましたわ!どういうことですの?!コレは一体?!えっちょ待って待って。落ち着こう。え?!……。え?!いーやいやそれはアカンやろ。私もさすがにそれはビビるって。おいおい。そんだら社会教師が「読んだ?」ってニコニコ言うから。「いやいやアカンてこれは。おい。」


いやまぁ私とて社会教師の家知ったところで燃やそうとか思わないしさすがに。知ったから何?って感じでは、あるけど。けど。えーぇえええ…。マジかよ…。っていうか、暑中見舞いとか年賀状欲しいでしょ?って、欲しい前提になってんじゃん。いやまぁ欲しいっちゃ欲しいけども。けども!(笑)

あとさ、ついこの前に録音癖が発覚した奴に言うかい普通。怖くないのかよ。え……帰ったらグーグルマップで調べよ…(性悪)。えーこれ多分私にしか言ってないよね。んまぁコレばっかりはそう簡単には教えないだろうからなぁ。いやもうホント、どビックリでした。まさかの。



で、今日は授業参観がありまして。科目は英語。なんと、隣の席の子とペアでスピーチしろっていう、とんでもねぇ授業だったんですけど。私が昨日欠席してる間に、隣の席の子がすっごい頑張って準備進めてくれまして。

その子、決して勉強が得意な子じゃなくって、原稿はほとんど私一人で考えて書きましたし、心配だったんですけど、ホントによく頑張ってくれました(泣)。


で!問題は私の包帯です!!!

学校では常に右腕包帯グルグルなので…教師にチクられてしまい母親はこのこと知ってはいるんですけど(残念ながら)、でも見られるの死ぬほど嫌だ…。またなんか色々言われるよきっと…でも私の可愛い腕を見せびらかす気はさすがに無い。見せるもんか誰にも。どうしたものか…と、悩んでいたのですが!なんと!仕事の都合で来られなくなりました!わーいわーい!(歓喜)いやもう母がいなければ誰も何も言いませんから。堂々と包帯します。


そーいうわけで、母がいないので安心して、とっても偉い隣の席の子とスピーチは完璧にやって、無事に終了♪

その後、メディア使用に関する講演?とやらスを聞きました。スマホはいけまちぇんよ~みたいなことを1時間くらい語られたのですが、そんなこと分かってて使ってるんだしぃ~。アンケートを無駄に真剣に書いて時間を潰しました(おい)。


それで教室に戻ろうとしたら、廊下に社会教師立ってるじゃん。誰か待ってるのかn「めいさん」私かーーーーい。最近は1日1回はこういうことがあります。そこらへんで私が通りかかるの待ってるんです。いやまぁ、嬉しいんですけどさ…。

「今日走ろうと思ってたんだけど、用事あったから今日は走らないです(小声)」

え、待ってそれ私に言う必要ある?要するに走らないんだろ今日は。じゃあ報告しなくて良くね?あとなんで小声で言った?良く分からん人だな…(首かしげ)。


その後世間話して別れたんですけど、ホントになんで呼び止めたんでしょ。いらんくねその報告。まぁいいか。かまってくれたわけだし私は嬉しいから良いや。うん。



で!やっと本題!今日は彼女に会えました!


会えた途端に「めいちゃぁ~ん!やほー!」って言いながら走ってくる彼女が可愛くて。彼女が側に来た瞬間から、私の世界はガラリと変わります。真夜中、泣きながらカップに血を落とす私なんて、彼女と一緒にいる時はどこにもいない。彼女と一緒にいる時は、私は私を好きでいられる。だって彼女が、私を好きだから。



彼女に、「めいちゃん?!腕怖いって~」と言われました。

え、うそん。気付くかえ。彼女に包帯なんか見せたくなくて、金曜日前はリスカしないように頑張って、腕出してるんですけど…。だから今はわりと綺麗な腕で傷も無いと思ってましたが…やっぱ馴染みが無い人から見たら怖いんだろうか。考えどころです。やっぱり彼女が私の傷が自傷によるものだって気が付くのも、時間の問題かもしれないです。もう消えない傷もいっぱいありますし。


「めいちゃんと同じ学校通いたい」

ふと彼女がそう言いだしたんです。


「私最近学校で孤立してるのぉ~」

「そんなわけ無いじゃ~ん」

「いやホントなの!!いないの周りに人が!」

「うっそだぁ~」


って会話を、しましたけど。あ、あの頃の私と一緒だ。と思いました。

私が小6の時。生徒会とか学級委員とか、色んな仕事をバリバリやっていた私は、たまたま行事が無い期間が来てふと我に返って周囲を見渡すと、自分でも気が付かないうちに、クラスで孤立していたことがありました。いじめられたわけじゃ無いけれど、いないんですよね、人が。なんとなく孤立しているのって実は結構辛いことで、たぶん、自傷するようになったのもその時期です。まぁ自傷し始めたことと孤立は、直接は関係してないですけど…。


彼女は私にすごく良く似ています。なんていうんだろう。雰囲気?オーラ?価値観とか物の捉え方とか、流行りの良さが分からないところとか、経済的に裕福な家の生まれであることとか、学校で仕事バリバリやってることも、世間とどこかズレているところ、とか。だから、2年前彼女に出会った時、まだ小4だった彼女を見て、「この子はもしかしたら、私と同じ道を歩むかもしれない。とはいかなくても、いつか私と同じ悩みを持つ日が来るかもしれない」

と思いました。彼女の家は少なくとも、私の家より愛のある家だと思いますが、学校では、同じ境地に立つかもしれないと。まさかそれが本当に起こるとは。しかも私と全く同じ時期に。


だから私は、彼女が自分と同じ悩みを持つ時が来たら、彼女をいつでも受け止めて抱きしめてあげられる存在でありたいと、ずっと思っていました。あの頃の私は、クラスで孤立して、自分の存在を知っている人がどこにもいなくて、誰も自分を見ていない気がして、とても寂しくて、辛かった。誰かに抱きしめて欲しかったけれどそんな場所は無かった。


でも彼女には、私がいる。彼女のことを良く知っていて、抱きしめてあげられる。

「ほー。そうなんか。私もそういう時あったよ。なんかね、仕事に忙しくて、気付いたら周りに人がいないみたいな。でも私は中学になってバリバリ仕事すんのやめてみたら直ったし、時間の問題。大丈夫よ。てか私がいるじゃない!(笑)。」

「うーん今はあんま仕事してないな。後期は生徒会やるつもりだけど…。だからめいちゃんと同じ学校に!通いたいのー!」


ああ、同じ学校に通いたいってのはそういうことか。なるほどね。彼女は笑い混じりに話していたけれど、結構深刻に悩んでるんじゃないかなぁと私は思いました。だって私もあの頃、本当に辛かったから。私が彼女の居場所に、少しでもなれてたら良いなぁ。


それからレッスン中。彼女を見ながら考えてたんですけど。異性、同性、個々の特権ってあるよなって。

もし私が異性だったら、周りの目なんか気にしないで彼女とずっと一緒にいられる。彼女を恋愛感情で見ていてもおかしいなんて言われない。だから、私が異性だったら出来たこともたくさんあるだろうなって思うんです。

でも、同性も同性で特権ってあって、同性だからこうして出会ってすぐ仲良くなって、気兼ねなく近距離で話せるし触れられる。お互いを可愛いって思える。そういう意味では同性で出会えたことが幸せかなとも思うんです。


というか、今日まで振り付けしてた曲が、米津玄師の「Pale Blue」なんです。なんかのドラマの主題歌?らしいですね。私はドラマは見てないですけど、米津好きなので今もよく聴いてます。(せっかくだから聴きながらこの先を読んでみては…)なんかねー。私が彼女に抱いてる想いに似てるなぁというか、まぁ解釈の仕方はちょっと変ですけど、私はずっと彼女のことが好きで、気付かない振りをしてもやっぱ恋はしていて、全部終わらせて死のうと思った時に頭に浮かぶのは彼女のこと。とにかく良い曲なので聴いてみてくださいよ!私が唯一流行に乗ったものですから!(笑) だから私は彼女のことを思い浮かべながら聴いてるんですけど、今日彼女がふいに「私米津好き」って言ったもので。深くは考えませんけど、やっぱ私と好み一緒だなーと。流行りのkpopはお互い好きじゃないし…(汗)。


レッスンが終わって、帰り際。彼女は再び私に、「もおぉお同じ学校通いたいよーーーー!!!」と。私の左手首を握ってガッチリ捕まえて言うんです。


「知ってる?私3歳年上(ニヤけ)」

「えぇええ~でもえーと、3年?は一緒に通える!そんでね、3年生の私は休み時間になるたんびに6年生教室に行くんだ!めいちゃんに会いに!うがああ一緒に通いたーいよーおおお」

「(かわっ…なんやて超絶可愛いやんどうしよ好き。私はすでに中学生なのに)うーん一緒に通うのは厳しいから近いうちにどっか遊びに行くかい?(デートしようという意味だがさすがに言えなかった)」

「えっデートする?!行く行く絶対行こうデート!」


私は半分冗談のつもりで言ったのですが、彼女ったら目をキラキラ輝かせて大喜び(笑)。いやホントに瞳に星が見えました。なんということでしょう。私はデートなんて言ってないのに彼女がデートだと認識してくれるなんて。

しかし今日1番の彼女の発言はこの後


「私レズ疑惑あるよね?!(笑)」


心底驚きました。彼女が「レズ」という単語を知っていることにまず驚いたし、それを私に対して使ったことにも驚いた。まぁ最近は小学校とかでもそういう教育されるだろうから知ってるのかも、しれないけど…。でも、レズ…私への感情に、ついて…。い、いやいや、ないないない。ありえないって。絶対無いよ。彼女が私のことそういう目で見てるわけないって。冗談だよ。うん。分かってる。でも、でもそんなこと言われたら私は…。


彼女は冗談で言ったんだろうけど、私はとっさに「いーのよそれで。」と返しました。もしレズなんだったらそれで良い。私がこういう想いを彼女に対して持っているのも勿論理由のうちだけど、でもそんなことより、私が彼女に、レズだって良いんだと伝えたかった。ありえないけど、でももし、この先彼女がそうなったり、彼女の周りの人がそうだったりしたなら、それで彼女が悩むことは無くあって欲しい。


ただ私は嬉しかったんです。レズ発言がというよりは、私のことをそこまで特別に大好きでいてくれることが。嬉しかった。


今日は彼女とたくさん笑った。もう笑って笑って、ずーっと笑い合っていた。

1週間ぶりに会えたこと、今日が終われば次いつ会えるか分からないこと、少なくともしばらくは会えないこと、私も彼女も分かっていたから、いつもの何倍も触れ合って、話したいこと全部話した。


ホントにね、ここには書き切れないくらい、色んなこと話したんです。彼女は分からないことがあれば真っ先に私を頼るし、思ったこと全部私に喋るから。


彼女のレズ発言で、私の中に封じていた彼女への恋愛感情が、また溢れ出した気がします。始めから望みも期待も無い恋のはずなのに、また、彼女と結ばれることを心のどこかで夢見てしまう。きっと彼女は本気で私のこと、そういう目では見ていません。ただ今少し学校で上手くいかないから、私への感情が強くなっているだけ。


でももし、もし彼女と結ばれる世界だったら。私はずっと、いつまでも生きていようと思うんですよね。彼女と一緒にいる限り、私はまだ生きたいって思うので。


だけどこの先、彼女に好きな異性が出来て、恋愛して、大人になって…。私はそれを絶対に絶対に見たくない。彼女が大人になって、私から離れる未来を受け入れられない。だったらやっぱり、永遠に目を背ける方が、幸せに、彼女との思い出は全部、この世で1番美しそのままで、閉じたいって、そう思うんだよなぁ。

彼女の幸せを願うからこそ、そう思うんです。


あーもう、ほら、彼女から離れた瞬間にこういうこと考えるの、良く無い。



次はいつ会えるかな

出来るだけ近いうちが良いな

ずっと会えないと私死んでしまうからなぁ


デートのこと、考えておこう

次に彼女に会えるまでに

やっぱり夏休みが良いかな。彼女、いつも忙しいし。

水族館とか行こうか。彼女の家は駅近だから、駅まで私が迎えに行って、そこから電車でちょっと都会に出て。彼女は小学生だから1人じゃ自由利かないけど、年上の私と一緒なら電車で遠出しても大丈夫だろうから。

本当はずっと夢だったんだよね。彼女と2人でどこかに遊びに行くの。


なんだろう、なんというか、今週散々な目に遭い続けたのって、今日彼女とこんなに触れ合えるためだったんじゃないかなって、思います。ずっと死にたくて、切りたくて、でも彼女に会うまでは切れないから、「彼女に会った後は切って良い」と、思ってましたけど。今は「彼女に会えたから切らなくて良くなった」ですね。

彼女とこんなに笑い合えたから、今週散々だったのは帳消し。それと同時に、今週ずっと辛いことばっかりだったのは、彼女と今日たくさん笑い合うための、不幸の先行発散?だったのかなって。


とにかく、今は彼女のおかげでとても幸せな気持ちなので、それで良いです。

彼女とデートに行けるまでは絶対生きていたい。

こういう将来の目標があるから、人って生きようと思えるんでしょうね。

だからたぶん、しばらく彼女に会えなくても、私は生きてると思います。


可愛い可愛い私の彼女と、また笑い合うために。


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