第6話 お昼寝の時間
僕も真奈美ちゃんも年中さんになり
お昼寝の時間が保育園にあった。
たぶん、幼稚園と違い迎えの時間が遅いことからお昼寝があったのだと思う
布団を敷くルールは特に無かった。
体育館みたな所で先生の見える範囲ないであれば大丈夫と言った
昔ながらのゆるいルールだった。
もちろん、真奈美ちゃんの隣に布団を敷く
昼寝時間の前半は仲良しグループが騒いで先生も注意をしながら寝付かせ時間が経つにつれ騒いでいた子達は眠りについていく時間を僕たちは見計らい
お互いの顔が見えるように横に向きあい手を繋いでドキドキしながら時間を過ごすことがなんか悪い事をしている様な気持ちがあった。
そんな、事を考えていたある時、急に真奈美ちゃんが布団を上げて
「ここに来て」って小声で誘ってきた
僕はなにも躊躇することなく真奈美ちゃんの布団に入って二人でコソコソ話をしてからチューをするのが当たり前の日常だった。
先生にも子供たちにもバレる事無く年長さんになった。
年長になってから
真奈美ちゃんも僕も大人びた遊びをする様になっていった。
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