5月1日Ⅵ(22)

その後、特に何の変哲もない学校生活を送り、気が付いたら家へと帰っていた。

昨日、いや今日?がドタバタ続きの非日常的経験だったので、特に何のハプニングもなく1日が終わろうとしていたことに、少し驚いている自分がいた。

昨日が特殊なだけでいつもが普通だったはずなのに。

あーあ事件でも起きてくれないかな、とか言う推理物の探偵キャラの気持ちが少しわかるかも知れない。

不謹慎だが。

酷い目に遭ったのは事実だが、心なしか昨日のことをどこか楽しんで受け入れている自分がいた。

私ってそんなキャラだっけか。


まあとりあえず今日は早く寝よう。

明日はテストもないし、課題はもう終わったし。

寝れるときに寝ておくのが一番だろう。

ネダメカンタービレ(造語)しておこう。


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