第38話 レベル上げ&金策、そして新たな職業

俺は協会に着くとオークの睾丸を販売してみた。ファンタジーあるあるなのだが、オークの睾丸はとても高価で売れるとされているからだ。

他のオーク素材も一緒に売りに出し、買取金額を聞くと、、

オークの肉 300×gで一つだけ売ったため1200円、どうやら1ブロック400gらしい。

オークの睾丸 5万円

……!?!?とんでもないなオーク!?


その後俺は自宅にてフェンリルとコボルトを召喚しステーキと豚汁、生姜焼きを振舞った。豚汁はフェンリルは猫舌なのか、犬っぽいのに、あまり得意ではなかったらしい。だがステーキはとても美味しかったようでとても尻尾を振り喜んでいる。コボルトは生姜焼きと豚汁が気に入ったようで何か欲しそうな顔をしていたのでお米を出して見ると喜んで食べた、こいつ日本人かよ!?笑

そして最後にオークキングの特上肉をステーキにしてみんなで食べた。

もう、それは、美味い、昔ビンゴに当たって高級肉を食べたことがあるが、それの日ではない。噛めば解けるように肉がほぐれ、肉汁が溢れ出す、なのにしつこくなく、食べた後にはさっぱりしている、謎だ!謎すぎる!だが美味しいことは確かだ!!

なので、俺はその後オーク迷宮をとりあえず制覇させた。今までのダンジョン探索で分かったのだが、ボスモンスターは30分おきに出現するらしい。さらにオークキングの経験値はとても美味しく、ドロップも美味しいのでこの日は一日中オーク迷宮を回った。

称号 神が興味のあるモノ、や、新たな称号 オーク迷宮の覇者の影響か経験値やドロップはとても美味しく、レベルはガンガン上がり、賢者が100に到達したのだ。

賢者が一定レベルに達しました。新たなスキル、空間魔法を獲得。アイテムボックスと瞬間転移は空間魔法に統合されます。新たな職業に進化できます。

よし、進化だ!

職業 賢者は大賢者に進化しました。

スキル 中級属性魔法が上級属性魔法に進化しました。さらに新たなスキル 心眼を獲得。

…相手の急所がわかる。防御力を無視して攻撃できる。


これは強すぎるぞ!?


そう、レベル100というのは普通は限界値なのでこれほどまで強いスキルが与えられるのだ。本来はダンジョンを全て攻略する頃に到達するようなレベルなのだが、もう100を突破し、レベル上限が解放されているのでさらに強くなるのだが、まだそのことを主人公は気づいていない。


その後俺はオークの素材を協会で売り、今日だけでおよそ160万円稼いだのであった。

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