第13話 職人スキル

なるほど…こうやってクリアすることで次のダンジョンが解放されたりもするのか、、アンデッドというくらいだし、スケルトンやグール、リッチなんか出てきたりするのかな…?

まずは転移で一度帰ろう。

そうして、スケルトン迷宮を攻略したのであった。


帰宅後アンデッド迷宮を調べてみると

…アンデッド迷宮、山口県、Aランク

侵入不可能のため現在自衛隊数名で門番中。


なるほど、Aランクか、なかなかキツそうだな…

とりあえずEランクダンジョンを全てクリアしてしまいたいな。

マッピングのことからもわかるかもしれないが俺は片っ端から埋めていきたい派、なのだ。ゲームなんかでも全てクリアの文字がついていると気持ちよくなる。

今日はまだ時間があるが迷宮に行くのも疲れたため職人スキルを試すことにする。

でも、どうやって使うんだろ…?

素材に出来そうなスライムの魔石、スケルトンの骨、さらにスライムソードやスライムコート、スケルトンの杖を用意する。並べて睨んでいるとウインドウが現れた。

これは、、、レシピ…!?

そのウインドウには各種職業の欄があり、そこを開くと沢山のレシピが表示されていた。最初のもの以外は???になっている。

俺は鍛治士の項目を選び最初の項目を見た。


スケルトンソード

…スケルトンの骨×3

これなら…!!生成!!

するとアイテム欄のスケルトンの骨2つと目の前に出しておいた骨一つが消え、スケルトンソードが生成された。


スケルトンソード

…スケルトンの骨でできた剣。スケルトンに対してのダメージが1.5倍。


お、おおお!!!

こうやって作るのか!

楽しくなってしまい、俺はおよそ30個のスケルトンソードを生成し寝落ちしたのであった。


次の日、自衛隊のホームページでダンジョンを調べていたところ面白いダンジョンを発見した。

マテリアル迷宮、愛知県、Dランク

…沢山の生産用素材があるダンジョン。

ダンジョン内にはEランクの魔物が多く生息する。


よし!ここに行ってみよう!!

それにしても、こんなに情報が揃ってるの謎だよなぁ、、、。

まぁ、こういうのであるあるだけど、ご都合主義でいこう!気にすんなおれ!

そんなことを考えながら夜行バスの予約を取り出発する準備をするのであった。



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