第11話 スケルトン迷宮攻略
2階層に進むとまたスケルトンが現れたのだがなんと武器を持っていた。
鑑定すると
スケルトンソルジャー
…骨の魔物、知能がなく敵を見つけると襲いかかってくる。通常のスケルトンの近接特化。力はあまりないので落ち着いて対処すればスケルトンと変わらない。
な、なるほど?
魔法ばかり試していたし剣術勝負もしてみるか…
俺は杖からスライムソードに持ち替えた。
今更なのだが、中学時代は剣道をしていて段位も持っているため少し自信はある。
中段で構え迎え撃つ。
相手の攻撃を上段で払い、首を刎ねる。
力もなく余裕だったようだ。
新たなスキル、剣術を覚えました。
剣の心得と統合されました。
今回は進化とかしないのか、、なにか条件があるのかな?
このダンジョンやらスキル、称号は不思議な点が多いので詳しく知りたいところだ。
そのまま順調にマッピングをすすめ四階層にたどり着いた。すると今度はローブを被り杖を持ったスケルトンが現れた。
鑑定!
スケルトンマジシャン
… 骨の魔物、知能がなく敵を見つけると襲いかかってくる。通常のスケルトンの魔術特化。ファイアボールを主に放ってくる。
なるほどね、こちらも魔法で対抗したいところだが回復魔法が有効なのをわかっているのでヒールで対処する。
するといつものアナウンスが流れた。
ヒールが一定回数使用されました。
新たにエリアヒールを覚えました。
エリアヒール…範囲回復魔法、自分から半径15メートル以内の対象にヒールを同時に行える。
おお、これはありがたい!たくさんのスケルトンとかとであったら面倒だしな、例えばモンスターハウスとかね笑
小さい頃ダンジョン攻略のゲームをしていて、よく罠にハマりモンスターハウスにハマったことがあったのが懐かしい。
そのままマッピングを進めるとまた隠し部屋を発見した。
お!いいね!
すぐに骨を投げ、罠を確認し宝箱にも投げつける。大丈夫だったので宝箱を開けると、、
スケルトンミルク
…スケルトンのような強靭な骨になるミルク。
カルシウムとタンパク質たっぷり。
あ、、、はい、、スライムゼリー的なやつねw
と、失笑していると入り口の扉の上が開き20体ほどのスケルトンが現れた。
これって、、モンスターハウス!?!?フラグ回収すんなよ!!
と、一人でツッコミながらエリアヒールであっさりと討伐したのであった。
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