第43話 今日も偏頭痛におののく
偏頭痛持ちだ。金持ちならいいのに。
10代の時から偏頭痛がひどかった。
しかし、両親も叔母も親戚関係に頭痛持ちはいないと思っていたら。
母親が「そういえば、妹【6歳差の叔母を】5歳までおばあちゃんがおんぶしてた時に【叔母はその時からワガママ】おばあちゃん、頭痛いって言ってたわ」
なぜに、それをはよ言わない。
調べてみると、偏頭痛は隔世遺伝がある。要は、母親と叔母をすっ飛ばし、孫の私に遺伝する。
生きていた頃の祖母に聞いた時に「頭痛あったわよ、痛いわよね」と言われた。
偏頭痛と言うだけあり、左右どちらかの頭をキレイに真っ二つにわったかのように片側だけが激痛。
片側が通常運転というミラクル。
とにかく、目が開けられないほど痛い。
例えるなら、肉を柔らかくするために叩く肉叩きでガンガン左半分をふるぼっこにされている。
真っ二つに。
頭痛なので、なかなか人には伝わらないので、分かりやすく言うと除夜の鐘の打つ木の棒【?】と除夜の鐘の間に頭をはさまれて、1日中、ガンガン鳴らされている。
当然、食欲どころではないのでもどしてしまう。だからといって、食べずに頭痛薬を飲むと気持ちが悪くなりもどしてしまう。
まさに八方塞がり。
人によるが私は3日くらいは続く除夜の鐘。もう5年分くらいの煩悩は払った気がする。
しかし、気圧やら天気、ストレス、ストレス後、月経、仕事のストレス、など様々な理由がきっかけで、坊さんが除夜の鐘を持って全力疾走でやってくる。
とにかく安静に痛みとガンガン鳴る除夜の鐘と吐き気をたえるしかない。
だって、現代では頭痛薬か漢方薬などしか治療がなく、対処療法しかない。
早く除夜の鐘を抱えて全力投球してくる坊さん、否、偏頭痛から解放されたいと願う今日だ。
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