精神障害者の自分史〜児童虐待の後遺症・新宗教二世・アスペルガー〜
田上 光
はじめに
以下はカクヨム(及びGIT HUB)に掲載していた自分史の説明文になる。本文と違って「ですます」口調なのが特徴だ。
田上 光の自分史を文章で公開してみるプロジェクトになります。
誰かの生きるためのツールになれば幸いです。
承前
この文章は神奈川県立精神保健センターのデイケアに通う田上 光が、その文芸プログラム内で書き溜めた文章を公開する実験的プロジェクトになります。
登場人物はプライバシーの観点から仮名になっております。もちろん主人公の田上 光でさえもです。
一九七一年七月五日に生まれた田上 光(たがみ みつる)には、物心ついた頃には既に右腕に大きなやけどの痕があった。
誰がいつ、この右腕を傷つけたのだろうか?それによってどんな影響が精神や肉体におこったのか?について書かれた文章になっております。
文章の校正や校閲といった部分を他者に委ねたらどうなるか?いや本文を完全否定されるのではないか?といった恐れやそもそも誰も読まないのではないか?等、今書いている最中でも不安は尽きませんが公開してから後悔しましょう!という感じです(激寒ギャグ)。
本書を編集するにあたって、文末の統一を図ろうと思ったものの、手入れするのが面倒くさいのでそのまま掲載した。
前文を書いたのが自分史を書き始める前で、文体も不安定だ。見ていて恥ずかしいが勘弁してほしい。
本書はエピソード一から一三までの時系列の文章と、番外編のエッセイから構成されている。
書き手は精神を病んで、リハビリに病院のデイケアへ通っている昭和生まれのオジサンなので、ツッコミどころが満載な気がするし、文章から認知の歪みも読み取れるかも知れない。というか校正をしていて「歪んでいるなあ」と思う俺なのである。
思えば自分史を書き始めた病院のデイケアの文芸も、プログラムが終了すると知ってから慌てて本としての体裁を整え始めたという体たらくだった。この文章は最後になって追加されるという段取りの悪さである。本文を書き、ワープロソフトでの編集作業は、そんな段取りの悪さとは別にとても良い経験になった。
敬称略。登場人物は全員仮名になっている。所要登場人物は家系図の太線で囲ってあるので参考にしてほしい。
令和三年十二月十七日 田上 光
田上家家系図(一部省略済み)
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