迷探偵ルーフィ(笑)

その、かつてめぐの

家があったところ。


大きな屋敷だったので

今は、いくつかに分けられて

家が、建っていたりする。



それは、時代の流れで

仕方ないのだけど


土地、と言うものは

元々、誰のものでもないのに



それを、売買の対象にしたりするので



ギャンブルの対象になって。


借金をして土地や建物を買って

値上がりしてから売って。


借金を返しても儲かる。



それで、買う人がいなくなって

売れなくなって、みんな損した(笑)。



そんな時代もあった。




アメリカでは、それで証券会社が潰れたりしたが



なぜか、日本の大物政治家の孫が

アメリカの、その証券会社に居たりして


話題になったりしたものだった。



どうして話題か、と言うと

政策が、そういうギャンブラーに

流れてしまうと、お金儲けも可能。



でも、相場には勝てなかったりする。




それは、アメリカと日本の間の事で

この国には関係ないけれど。


真似してお金儲けしようとして



この家のあった土地、さほど広くは無かったが




その土地は、4つに分けないと買えない程



土地の値段が高くなった。




どうしてそうなったか、と言うと

ギャンブラーたちが、この国にも

アメリカや日本と同じ事を起こそうと



そう企んだ。






それは、欲望を煽る魔物が

人の心に憑依していたから。




そしてそれは・・・魔王の手下の

者では、無かったらしい。



なぜなら、悪魔でさえ辟易として

食あたりするような、人間の欲だった(笑)。






そんな事を思いながら、ルーフィは

公園通りにある、古い家の敷地を

スコープして、探してはみた。



でも、古文書の忘れ物なんて

土の中に埋まってるはずはないし(笑)。



少し、時間を逆戻りしてみる事にした。

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