Good time charlie

「Hって、あー、そうだ!ルーフィさん。あたしの胸、わざと触ったんでしょー。

クリスタさんの時は後ろからささえられたのにー。」



「めぐちゃん、覚えてたの?」と

ルーフィは神様のいたずら(w)に驚く。


そんなとこまで覚えてたのか(笑)。と。



「あれは、だって、並んで歩いてたもの」と、ルーフィは言いながら


なんとなく、明るくなっためぐは、あたりまえだけどMegにそっくりだ、と

思った。



それは当然で、魔物に襲われた記憶が、めぐ自身を無意識に

受動的、防御的にしていたので


垣間見る元気な彼女が、本当の彼女だった。



その、魔物の記憶が無くなったから、アクティヴなめぐ、に戻って。





「そっか、ま、いっか。許したげる。旅行行ったら、エスコートしてね!」


と、めぐは、楽しそう。




ダイニングのほうへ、ととととー。っと。歩いていった。



「今朝は、さっぱりめですよ」と、めぐのお母さんは、にこにこ。



ショート・パスタのサラダ。twisty。

kiwiのスムージー。


まんまるフランスパンには、切れ目がはいっていて。


お好みでサンドイッチが作れるように、って


それとロールパン、ふつうのバゲット。

イギリスパン。




いろいろな、小品がたくさん。


焙ったベーコン、レタス。


ゆで卵とオランデーズ。


スライス・オレンジ、レモン、ライム、キウィ。



ヨーグルトは自家製で、ほんのり酸っぱい香り、まだ暖かい。


山羊さんミルクのチーズ、モッツアレラ、カテージ、パルミジャーノ。


生ハム。


ローストビーフのスライス、スパゲティ・カルボナーラ。



アイスティ、ミルク、アイスココア。


冷やした焙じ茶、エスプレッソ。





「すごいわね」と、わたしは感嘆。



こんなに豪華なモーニングって、ホテル・ヒルトンでも出ない(笑)。



全部手作りだもん。なーんて。





「帰りたくなくなるなぁ」と、ルーフィ。



そっか。


向こうだと、ぬいぐるみ姿じゃないとダメなんだもん(笑)。



「なら、ずっと居れば?」と、わたしはちょっとルーフィに聞いてみる。



「一度、戻んないとね。向こうのエネルギーがそろそろ満杯だもん」と

真面目ルーフィ(笑)。




「もちろんジョークだけど」と、わたし。



「それは分かってる」と、ルーフィは、フランスパンに

カルボナーラのたまごと生クリームを挟んでた。


面白いことするなぁ(笑)。




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