何もしてないけど毎日が精いっぱい
パオ太郎
第1話 なにも続かない
私は何をするにも続かない。
ここに小説を投稿し始めたが、既に続いていない。
仕事は1年以上続かない。どんなに人間関係が良くても続かないのだ。
基本的には3か月周期でやる気とやる気のなさがサイクルでやってくる。
それが為に正社員てものにはなれないので派遣をやっていたが、今はそれすらも続かない。
それはずっと「やる気のなさ」「ぐーたら」「怠惰」などと家族には一蹴されていた。自分でもきっとそうなのだろうと辛かった。
短大も1年でやめた。
後にこれらは私の精神疾患によるものだと判明するのだが、それは説明することも面倒くさいので時折触れていこうと思う。
それでも、幼少時の習い事は続いたと思う。
小学1年生から書道とピアノを習い始めた。
楽しかった。ピアノの練習は嫌いだったが、やめたいとは思わなかった。
書道は墨の匂い癒される小学生だった。
字も綺麗だとよく褒められるし、書道は本当に好きだった。
小学3年生からはそろばんにも通った。こちらも先生との相性がよく、環境がよかったので毎日通うのは楽しかった。
中学生になると転校というか、学区が違うようになってしまい。書道もそろばんもピアノも通えなくなり、泣く泣くやめた。本当は続けたかった。
あれ以来、何も続かない。
熱しやすく冷めやすい。何かにとても夢中になるのだが、三日坊主なのだ。すぐに飽きる。
何かに熱中したい。時間は嫌ってほどあるのに(ちなみに無職です)、お金がないのでお金がかからない習い事を探すのだが、そんなの皆無なのだ。
ま、お金があって何か始めたとしても続かないだろう。
好きな俳優も3か月ほどで飽きる。あれだけ夢中になって、雑誌の切り抜きを集めたにも関わらず、ある日パタリと興味がなくなるのだ。
燃え尽き症候群に似た感覚だろうか。とにかく常に刺激を求めている。
よく言えば向上心や探求心、好奇心があると上手いこと言い換えられるが、ただの飽き性なのだ。
さてさて、このエッセイもどれだけ続くことやら、、、。
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