6. オリジナリティとか

どこにもない、たったひとつの独自のモノ。

そんな風に思いがちだけど、実は違うんじゃないかと思っている。


例えばジャズ。

ひとつの曲を多くの人がカヴァーしてる。

でも歌い手ごとに違う楽曲。

例えば絵画。

あらゆる人が描く花の絵。

その人ごとにあるタッチ。


他人と同じことをしても違いが出ること。

決して丸々新しいことをすることだけがオリジナリティーを発揮することじゃないと思っている。

もしかしたら思い描くオリジナリティーは奇をてらったびっくり箱なだけかもしれないな、ということ。


だからして実にベタな設定と展開で、ごまんとある物語の焼き直しに挑戦てもいいじゃないかと思う。むしろオリジナリティーを試したいからこそ、そういうやり方に走るのもアリだと思うわけだ。


王道が没個性なんじゃない。

勇気と挑戦する心を持って王道を!

それでも残り輝くモノがあれば、それがあなたの個性、

誰にも真似することができないオリジナルなんだ。

なんて。

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