第351話 空のことも僕たちのことも

 雲をわって陽の光がさす


 ぱあっと明るくなって


 それを見る僕たちは


 嬉しくなる


 その光はいまの僕たちを照らしていなくても


 それは確かにあって


 いつか必ず


 僕たちを温かく照らしてくれると信じられる


 そしてそれは空のことだけじゃない


 君にだってできる


 小説でも音楽でも


 何でもいい


 君から発したものは


 君の光になるんだ


 だから


 おくすることはない


 難しく考えなくていい


 君の光を喜ぶ人が必ずいるから


 君は君らしくあればいいんだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る