第42話 僕だけ

 僕だけの太陽。


 僕だけが持ち、僕だけを照らす太陽。


 個人太陽。


 だから僕は冷めることがないし、暗くなることもない。


 色だってそう。


 青や紫に緑、黒にだってなる。


 誰かの型にはまるつもりはない。


 誰かの押しつけを受け入れる気はない。


 僕はぶれない。


 僕という人間は僕だけだ。


 僕にしかできないことがあるんだ。


 自由なんだ。


 僕は僕の希望を叶える。


 誰が何と言おうと、必ず君を笑顔にしてみせる。


 それは僕だけなんだ。

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