第2話 太陽

 太陽に向かって両手を広げる。


 あたたかい。


 気持ちいい。


 そして空。


 無限に感じられる青空が私を解き放ってくれる。


 でもいつかはこの空も雲で覆われてしまう。


 太陽は隠れてしまう。


 その時はどうすればいいんだろう?


 そうだ。


 私が太陽になればいいんだ。


 みんなを明るくする心の太陽に。

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