真道
真道①
『
『気』を活用した技術を突き詰めることで、人を超越しようとする思想を持ち、高山地帯で修行を続ける一族です。
主に修行するのは男児であり、彼らの間には男尊女卑思想があります。
修行の過酷さから数多くの若者が死亡しています。その修行の過酷さ故に『気』の技術は洗練されています。
ただ、情報に疎く、古くある『気』の活用方法を遵守しているのか、新たな発想を生み出す事が出来ていません。
そのため、彼らの『気』の使用用途は狭く、数少ない物です。
ただ、技術の創始が素晴らしかったのか既にある『真道』の技術に関しては目を見張るものがあります。
主には身体強化、五感の強化があります。後は、『気』を利用した身体の回復と言った技術も伝わっています。
彼らは基本的にはこの三つのみで『気』の利用が終わっており、後はこれを極めるのみであると考えています。
また、一定の水準に達したものに三日三晩、山で生き残るようにという修行を課しており、これが死亡者が多数出る要因となっております。
これで終わりではなく、またある一定の段階まで成長すると、更に日数が伸びていきます。
最終的には三回目に課される、二週間の生存により一人前と認められる事になります。最も死亡者が多いのは最初ですが、死亡率自体が高いことに変化ありません。
初回は三日間、二回目が一週間、三回目が二週間となっています。
山を降りてきた者の多くは一人前とは認められなかった者、厳しすぎる修行に耐えられなかった者です。
彼らは山を降りた場所での生活に幸せを感じるようになっていきます。
一人前と認められたものは山に籠り、更なる修行を続けることでしょう。
時折、一人前と認められながらも価値観の合わなかった者も山を降りてくる事があります。
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