毒④
『
彼らは隊長で有りますが、個人的な命令権を行使する事は不可能です。
また、『蛙』、『蠍』、『蛇』、『蜘』の隊長とは別に『
彼には補佐がおり、『毒』総司令としての労働の補佐という役割だけではなく、死亡後の『毒』に対する命令権限を補佐へ与える、つまりは次期『毒』総司令となると言う役割をも持ちます。
その為、総司令の死後、彼の血液の摂取は補佐官にのみ許可されており、他の者が摂取する事は許されておりません。
『蛙』、『蠍』、『蛇』、『蜘』の隊長も同様に補佐と似た役割のものが存在しています。
彼らは隊長として任命されて二日以内に補佐官を決める事を義務付けられています。
任命後、補佐官と『気』を同調させる事で保険を作ります。この保険は凡そ三日間かけて完成されます。
保険の完成まで対象には発熱、嘔吐、目眩などの症状が引き起こされますが二日目をピークに以降は鎮まっていきます。
これにより補佐官以外の者の隊長の血液摂取による内部争いの危険性を排除します。同調していない者が隊長等の血液を摂取すると数秒から数分ほどでその場に倒れ込み、痙攣の症状を見せ、死亡します。
能力の拡張、技能などの獲得によりつつがなく『毒』の業務を執行する事ができます。
*『毒』はこれでひとまず終わりです。意見があれば付け足させていただきます。
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