ある一日。 寒いね




「寒いね」とわざと君に言ってみた

   

なにかしてくれるかなー

   

でも君は知らん顔


  

「寒いなー」ともう一度言ってみた

  

すると君は、黙って自分のコートを

  

私の肩にかけてくれた

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