19 2つのルール
皆さんは小説を読んだり書いたりするとき、気にすることってありますか?
ワイには書くときだけルールがあります。
ルールは2つだけ。
まず、なるだけキリのいい文字数で仕上げること。
これをするだけで細かいところに目が行くようになって、誤字脱字とか間違った表現を、かなり減らすことが出来たんですよね。
プレビューの段階で文字数分かるんで、ちゃんと収まるところに収まりますしね。
2つめは、なるだけ淡々と書くこと。
感情移入しやすく書くことも、まぁ…できなくはないんやけど、ワイの性には合わんっちゅーか、何か気恥ずかしくってねー(笑)。
何か全裸で表に放り出される感じでしんどい(笑)。
そんなのもあるんやけど、出来ればノンフィクションの戦記みたいに淡々と書く──そんなん目指してます。
理想的なのは平家物語みたいに、静かに進んでいく感じ。
アレってどんな残酷な出来事も、淡々と書き進めていくだけで、却って残酷さが増すから不思議なんですよねー。
でもそれが、平家物語や太平記のような日本の文学の伝統的な本来のスタイルである──って分かると、むしろこの方がいいのかなーって思っちゃったりするんですよね。
受け継ぐのは大事。
前は他にも同じ単語は出来るだけ使わないとかやってたんですけど、それはやってみたら意味が変わって、機微が伝わらなくなったんで、これは逆にアカンなって(笑)。
同じ意味をあらわす単語でも、例えば心のなかにあるものをあらわす「感懐」と「意思」ではニュアンス違って来るし、パーツが社外品でもメーカーによって違うのと理屈ほぼ同じなんですよね。
だって読む人が読んだら、絶対に揚げ足取ったりする時代やし、誤解だってあるだろうし。
何か面倒くさい時世になったなー。
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