応援コメント

◇◆◇Third case「ヒント」◇◆◇」への応援コメント

  • 冒頭の意味ありげになにも始まらないの好き。
    そしてヒントが文字化けなの助かる!
    自分の推理があってるのかどうか、解答編読んで来ますネ!

    作者からの返信

    実は最初はもっと、冒頭の虚無語り長かったんですけどね。ワンダーが言う通り、このノリ続けると信用失くしそうだし、長々とやってもつまらなかったのでカットしました。
    ヒントを文字化けにしたのは、うっかり見ちゃったり、軽い気持ちでヒントを確認したりできないようにするためですね。ネタバレレビューは歓迎できないと表明しているのも同じ理由です。簡単に見られる場所にネタバレは置きたくないのです。(先の話をクリックすれば簡単にネタバレが読めるのはさておき。強制的に順番に読ませるのはゲームだけにできる長所ですからね……)


  • 編集済

    分かりました!
    当てずっぽうで正解する確率を、確率操作で100%にすればいいんですね!
    ダメですかじゃあお手上げです!
    (要するに分かっていない)

    切断トリックはアレしかないですし、となると逆算で犯人と被害者は想像できるんですが⋯⋯⋯⋯どうして石像落ちてきたんですか?(現場猫)
    彼方ちゃんが自分を取り戻せるかも見どころですね⋯⋯

    作者からの返信

    あれは接理のみが辿り着ける至高の領域……。
    というか今の接理は使う気ない(ちょっとした事情で使用済み)なので、探偵役が頑張るしかないです。

    ちなみにChapter3は、ちょっと難易度調整に失敗した結果、想定より簡単になりすぎた(当社比)Chapter2とは違って、想定より難しくなっております。
    かなり思考の幅を広く持って、矛盾のないストーリーを描ける才能が必要になります。
    ……敢えてヒントを出すなら、いっぺん空澄の言葉を信じてあげて、って感じです。怪しい子なのは重々承知ですが。

    (ΦωΦ)フフフ…どうしてでしょうね。
    ビトさんがどうお考えなのかわからない以上、ヒントも出せないので……。
    正解であれ不正解であれ、読者様の推理を聞くのは作者の最高の喜びですので、あとで推理の大枠だけでも教えていただけると嬉しいです。ヒントが欲しいなら、多少は提供もできますので。

  • 全然分からなかったので、ヒントに来ちゃいました。それでも分からなかったけど、いちおうの推理です(^^;)

    犯人:雪村佳奈。協力者:雪村凛奈
     二人の部屋の鍵が壊されたと知った摩由美が殺害を目論んで部屋に侵入した。そこで、身を守るために佳奈が存在分離を使って殺害した。
     その死体を存在分離で二つに分ける。片方は雪村姉妹に似せて、髪も白くする。片方は赤い髪のまま。それをウィッグとして使い、朝に彼方たちに後ろ姿を見せる(摩由美は生きていると錯覚させて、その部屋に引きこもれるように)。
    赤髪の死体と雪村凛奈は摩由美の部屋に引きこもる。
     白髪の死体はしっかり見れば雪村姉妹の死体ではないことがバレるので、直接調べられないようにする必要がある。そのため、存在分離で切り分けて風呂場に運び、釘で打ちつける。そして、直上の儀式室の床をいつでも落とせるように細工している途中で崩落してしまう。この時についた傷は二次的なものなので、彼方の魔法でも直せなかった。

     マジックペンとのこぎりの意味が説明できてない、、(^^;)

    作者からの返信

    推理への参加、ありがとうございます!('◇')ゞ
    とりあえず答え合わせは【解決編】に丸投げしますが、一つだけ。

    君野さんの推理を適用した場合、石像が勝手に落ちたことと、第一の事件でのアレとの関連性がなくなってしまいますね……。ワンダーが『伏線』と発言している通り、一応は類似点が存在しています。また勝手に落ちたとなると、自称・佳奈があそこにいる理由がなくなってしまいます。自称・佳奈があんな場所にいたからこそ今怪しまれているのであって、自分が【犯人】ならばあそこまで怪しい行動をするのは避けたいはずです。細工している最中で崩落したなら、石像と一緒に落ちたりせずに普通に逃げればいいですし。(まさか石像を落とすための作業をしながら、自分も石像に乗るアホではないはず)

    編集済
  • 【二回目】

    衣装のこと忘れてたーーーーーーーー!
    空澄ちゃんが衣装室とか探しに行った際に絶対になんかあると思ってメモっといたのに、推理の際に完全に忘れてました。
    そうだよ、あったよ、矛盾。
    コメントの追記、ヒントを見て思い出しました。
    読み返しの時はさらっと読み飛ばしてて、思い出さんかったー。

    というわけでまずは衣装について考察です!

    魔法少女の服は魔法的な自浄作用ですぐに元の状態に復元されるはず。
    浴室でずぶ濡れになっていた佳奈と思しき少女。
    彼女の服が濡れたままになっているのは明らかな矛盾です。

    死んだ魔法少女の服は魔法が解けて元着ていた服に戻るようですが、明らかに彼女は生きています。
    考えられる可能性は二つ。
    ①彼女が何らかの魔法少女的禁を犯し、魔法少女でなくなってしまっている場合。
    ②何らかの理由で自分の衣装を脱ぎ、衣装室にあった服を着ている場合。

    佳奈が着ているのは凛奈と同じ白セーラーっぽい魔法少女服。
    衣装室には学校の制服(上だけ)があったはずです。
    ②の場合は衣装室から持ってきたセーラー服(上だけ)を着ているのでしょう。

    ①の場合、魔法少女の力をはく奪する権利を持つスウィーツは香狐さんのクリームを除きワンダーが瓶に入れて管理しているようです。
    香狐さんならできるかもしれませんが、他の人物がワンダーの協力なしに魔法少女の力を手放せるとは思えません。よってこの可能性は棄却。
    ②の場合、なぜ衣装を着替えているのか。
    死体はセーラ―服を着ていました。これが元からの衣装ではなく凛奈の死体であると誤認させるために自身の衣装を着せていたのだとしたら
    つじつまが合いそうです。
    しかし、それなら不自然に血の跡が服から無くなっているはずなのでやはり違う。
    あとは汚れが全て消えるなら液体汚れなら無限に吸って消してくれそうですが、そんな使い方が必要な場面もないでしょう。
    ……他にセーラー服の使い道は思いつきませんのでいったん保留。

    次に与えられたヒントの二番目より、共犯者はいないが協力者はいる。
    共犯者の定義は『殺人計画を知りながらその殺害に加担した者』。
    協力者が犯行に加担していないわけがないので、
    共犯者と協力者の違いは殺害計画を知っていたかどうか。
    ヒントを前提とした推理であるため少しずるいが、これを踏まえたうえで第一回目の回答を見直す。

    第一回の回答で犯人は佳奈か凛奈に絞り込んでいる。
    佳奈が犯人の場合、協力者は凛奈。
    凛奈が犯人の場合、協力者は佳奈。
    しかし凛奈が犯人だとすると疑問が生じる。
    今までの推理で死体の首と手足の切断、儀式の間の床の穴あけには『存在分離』の魔法が必須。
    その二つの実行に協力しておいて佳奈が殺害計画を知らないということがありうるだろうか、いやありえない!(反語)
    よって凛奈犯人説は棄却される。
    そうなると佳奈犯人説が残るが……とりあえずもう一つ考えるべきことがあるので保留。

    最後に主人公ちゃんの魔法、外傷治癒で消えなかった石像プレスの傷について。
    死体を破壊する意思があれば外傷治癒は発動してしまう。
    では、どのような場合であれば外傷治癒を発動させずに石像を落とすことができるのか。

    ①死体が浴室にあることを知らず石像を落とし、結果死体をつぶしてしまう
    ②死体があることを知っていたが、石像で死体をつぶすことが目的ではなく石像を落下させること自体が目的で、副次的に死体をつぶしてしまう
    の2パターンが考えられます。

    ①の場合、
    例えば佳奈が浴室に死体を置いた後、協力者に石像にマジックペンで印をつけてほしいと頼む。
    石像の下の床はすでにぎりぎりまで穴をあけられており、協力者がマジックペンで石像に印を書き込むため体重を掛けた時そのまま落下。
    石像を落下させた本人に死体をつぶす意思はないため外傷治癒が発動しなかった。
    ですが、この方法だと佳奈には死体を破壊する意思があるわけですよね。外傷治癒が発動してしまう気がします。
    つまりもし①のパターンで石像を落とそうと思ったら佳奈以外の人物が死体を浴室に磔にしなければならない。
    佳奈しか死体の解体が行えず、犯行計画を知っている人物が一人である以上このパターンは棄却してよさそうです。

    ②の場合、
    犯人の目的は死体を押しつぶすことではなく、石像の落下自体にあったのではないか。
    石像の落下により犯人は何を狙ったのか。
    石像自体に何かギミックがあった? 落とすことで何か館の内部で装置が発動するとか。しかし、そんな描写はありません。
    死体ではなく、石像を破壊するために落下させた? しかし、これは意図が分かりません。
    では石像以外に目を向けると石像が落ちる前と後で何が変わったか……儀式の間の床に穴が開いています。
    犯人は儀式の間の床に穴をあけるために石像を落としたのではないか。そしてそれをカモフラージュするために死体を浴室に配置したのではないか。
    これは先に何かありそうな気がします。この筋で考えます。

    儀式の間の床に穴が開くことで何が変わるのか。そう。儀式の間から、浴室に移動することができるようになります。つまり抜け道です。
    抜け道ができる前は各階をつなぐのは階段だけでした。
    しかし、抜け道ができたことで二階から一階に関しては一方通行ですが移動できるようになりました。

    さあ、面白くなってきました。なにせ抜け道を作る必要があったという前提に立つと、これによりさらに変わる前提があります。
    彼方たちに三階で目撃された赤毛の人物と、浴室で発見された佳奈と思しき人物。
    これは今まで別人として扱ってきました。
    それは赤毛の人物が階段を使って浴室に行く場合、彼方たちに必ず目撃されてしまうからです。
    しかし、抜け道を使えば同一人物としても説明が可能となるのです。

    三階で目撃された赤毛の人物は彼方たちが一階へ降りたのを見計らい儀式の間へ。
    床に存在分離で穴をあけ、石像とともに飛び降りる。
    そして石像が落ちた音を聞きつけ駆け付けた彼方たちに浴室から出てきたところを見られれば、赤毛の人物と佳奈と思しき人物を別人に見せかけることができます。
    こういう意味では石像を使ったのは大きな音を立てる意味もあったわけですね。

    さて、これで二人いたはずの人物が一人になったわけですが、残りの一人はどこで何をしていたのでしょう。
    今の推理では佳奈の完全な単独犯での犯行が可能となります。
    ここで思い出されるのが衣服の矛盾。
    僕は二パターンの可能性を想定しましたが三パターン目、いえ一パターン目の亜種の可能性を思いつきました。
    ①´彼女は魔法少女のままであるが魔法少女として何らかの変調をきたし、それが服に現れてしまった。それを隠すために着替えざるを得なかった。

    ……これ以外に浴室で見つかった佳奈と思しき人物が衣装室のセーラー服を着ていた合理的な理由がつけられないか考えましたが、つけられませんでした。
    そこで「魔法について」の説明を読んでみました。

    以下一部抜粋

    ~~~~~

    魔法少女の魂には特殊な『回路』が刻まれます。この『回路』は『基本回路』と『特殊回路』の二種類に大別されます。

    『特殊回路』というのは、各々の魂の形に合わせて生成される特殊な回路です。同じ形をした回路は一つとしてありません。

    変身や武器の取り出しは『基本回路』と『特殊回路』の二つに跨って制御されていると考えてください。どちらの領域も使っているため、
    変身や武器の取り出しという権能は共通しているにもかかわらず、それぞれの衣装や武器は異なったものとなるのです。

    ~~~~~

    上記のように衣装は魂に刻まれた回路の形によって決まるそうです。
    つまり魂の状態が変われば衣装も変わるのではないでしょうか。
    魂の形が変わる、と言えば例の映画で出てきたゴーストが怪しいですが今回スライム以外の描写は無かったため考慮しません。
    では、どういう場合があるか。
    Chapter2の終わりで忍ちゃん、もとい忍くんが魂の姿となって現れました。
    あれは[確率操作]で接理ちゃんが忍くんに生きろと願ったからです。
    そう、固有魔法であれば魂に干渉できるというのはしっかりと描写があったのです。

    しかし今回の事件は[確率操作]が出てきたとは思えません。
    では他の固有魔法で魂に干渉できそうなものは何があるでしょうか。
    はい。今回の事件で大活躍したと目されている『存在分離』『存在融合』なら可能そうです。

    ただ『存在分離』が使われたとした場合、佳奈と思しき人物は低効率化した佳奈ということになります。
    スマホの例で存在分割したスマホはどちらも使い物にならないと言及がありましたが、佳奈と思しき人物にそのような感じは見受けられません。

    では『存在融合』ならどうでしょう。
    その場合、佳奈と融合する相手が必要ですが……それが凛奈だったのでは???
    こうすると今回の事件の真相が見えてきます。

    佳奈と凛奈が融合した存在、仮に『佳凛』と名付けましょうか。
    佳奈犯行説の問題点として凛奈を置いて佳奈が犯人となろうとするのかを考えたのですが、それの回答が佳凛です。
    佳奈は凛奈と二人で生き残る手段として佳凛になって犯行を行うことを思いついたのです。

    また第一回の回答で指摘いただいた長釘による殺害の不自然性を加味した推理が以下になります。

    【回答】

    犯人は佳奈(佳凛)。被害者は摩由美。
    協力者は凛奈。

    死因は存在分離による首と手足の斬殺。
    殺害現場は佳奈と凛奈の部屋。

    まず動いたのは摩由美でした。
    前回殺されかけた恐怖から呪怨の縛りを使い、誰かを殺そうと考えていた。

    そこで起きたのがワンダーによる双子の部屋の鍵の破壊です。
    その当時呪怨の縛りのストックは、
    釜瀬、初野の死体を見たので回数+2
    空澄に襲われた際に使用し -1
    狼花の死亡を見て+1
    忍に使用し-1
    忍の死亡を見て+1 とちょうど二回分。
    双子の両方の動きを封じられるだけの回数がありました。
    摩由美は双子の殺害を決意します。

    双子の部屋に来た摩由美。
    呪怨の縛りを使い双子を縛り、持ってきた凶器で襲い掛かります。
    しかし、双子にも固有魔法があります。
    『存在分離』が物理的な切断も可能だということを知っていれば摩由美も犯行を思いとどまったのでしょうが、
    それを知っていたのは姉妹と彼方だけ。
    摩由美は佳奈の『存在分離』で首と手足を切断され返り討ちに遭ってしまいました。

    摩由美を殺してしまった佳奈は焦ります。
    このままでは自分が犯人として処刑されるか、凛奈が絶望的な目に遭う。
    そこで考えたのが二人が『存在融合』し佳凛となり、佳凛として犯人になることでした。
    そのためには犯行の重要な部分を担うために佳奈ではなく佳凛として残る犯行を行う必要があります。
    その為に一人の人間を二人に見せかけるトリックを考えたのです。

    まずは摩由美の部屋を『存在融合』で開かなくします。
    倉庫からノコギリを持ってきて血をつけ、双子の部屋に置きます。
    これは『存在分離』が凶器であるとあからさまにわかる状況だと、それがミスリードであると疑われることを恐れたからではないでしょうか。

    次にタオルで死体を覆い浴槽へ運搬。
    死体を長釘で浴槽に縫い付けます。

    長釘って要するに五寸釘みたいなものですよね。
    これを使うことを思いついたのは呪術アイテムとして五寸釘が摩由美の部屋に置いてあるのを見たからかもしれません。

    最後に佳凛は儀式の間へ。
    床に切れ目を入れすぐに穴をあけられるようにします。

    そして翌朝。
    彼方たちが朝食を作りに厨房へと降りる際、赤毛の人物として3Fで彼方たちに目撃されます。

    彼方たちが階下に降りて行ったのを確認し、儀式の間へ。
    床に穴をあけ石像の落下と共に1階浴室へと移動。
    石像の落下音を聞いて駆け付けた彼方たちの前に佳奈として姿を現します。

    ところで佳凛となった際にある問題が起きていました。
    それは一つの体に二つの魂が入り融合したことで魔法少女の衣装に変質が生じてしまったことです。
    衣装がいきなり変われば『存在融合』で佳凛になっていることに気づかれてしまうかもしれません。
    そこで慌てて夜のうちに佳凛は衣装室から持ってきたセーラー服に着替えました。

    しかし佳凛は気づいていなかったのです。
    魔法少女の衣服は魔法的な浄化作用が掛かっているため濡れままの状態でいるはずがないことを。
    ゆえに彼方たちの前に濡れたままの姿で現れてしまったのです。

    以上。

    【補足】

    殺害現場について。
    一回目の推理では犯行現場は摩由美の部屋だと考えていました。
    存在分離と存在融合を持つ佳凛であれば部屋の鍵を突破し摩由美を殺すことは簡単なことでしょうが、双子の部屋の血の飛び具合から考えて
    犯行現場は双子の部屋だと思いなおし、今回のように摩由美の方から双子の部屋を訪れた形にしました。

    殺害手段について。
    一回目の推理では長釘を凶器としましたが、串状の凶器であれば長釘でごまかすことができそうです。
    しかし佳奈の犯行でよいならわざわざ『存在分離』以外の凶器を使う必要がないため今回の推理のような形にしました。

    さあ、二回目の推理も終了です。
    正直一回目の推理を公開した時より不安です。
    だって犯人が融合してるんですもん。
    そしてこの場合マジックペンの要素が拾えてないんですよね。

    ですが、最後に一つだけ僕の推理を補強する決定的な論拠があります。
    それはChapter3のサブタイトルです!

    そうです、『たった一人の姉妹』です!
    これは佳凛犯人説を堂々と暗示する作者からのメッセージなのです。ナ、ナンダッテー!?

    はーい。それでは人事は尽くしたので天命を待つことにします。
    いやあ。まるまる二日推理に使わせていただきました。楽しかったです。
    これほど頭を使ったのは本当に久しぶりです。
    これで推理が大外れでもしょうがないですね。

    それではよろしくお願いします。

    作者からの返信

    今度は5519文字にも及ぶ一大推理……!
    本っ当にありがとうございます!
    これからちょっとだけ喋らせてもらいますが、もしかしたら解決編で答え合わせをしたいかもしれないので、その場合はこの返信は無視していただいて構いません。
    基本的には勘違いを与えたかもしれない情報についての補足ですが、一部、推理の合否を決定する情報が混じってしまっているかもしれないので。
    ネタバレの摂取は強制しません。
    ……。
    ……。
    ……。
    では、いきます。






    Chapter2の解決編でワンダーが言っていたと思うのですが、魔法少女衣装の自浄作用は、完全に汚れを消し去るにはしばらくかかります。だから、直前まで水に浸かっていたとしたら、濡れてるのは別におかしいことではないかと……。

    「それじゃあ、そもそも返り血は? 私は見てないけど……事件が起きた後、神園さんの服に血はついてた?」
    「ついてなかった、けど……でも、それは、魔法少女の衣装の自浄作用で……」
    『あ、それはないよ! 衣装が完全に綺麗になるまで、三十分くらいかかるからね! さっきまで頭ピンクちゃんの汚れた服見てたんだから、それくらいわかるでしょ?』
    (【解答編】ghost, probability theory, and fateより)


    あとこれは描写不足――というより作中に登場させていないからわかりっこないのですが。たぶん衣装室にセーラー服っぽい装いはあるはずですが、双子の魔法少女衣装とは明確にデザインが違ってると思います。こう……露出が多いとかそういう意味で。あそこには、まともに着られるような服はないです。あったら、夢来は下着パーカーなんて恥ずかしい恰好しないで、普通にセーラー服着てます。
    流石に登場人物の服が見慣れないものに変わっていたら、作中で描写します。叙述トリックとか仕掛けるならまた別ですけど。

    摩由美の魔法は、『死体』ではなく『死』を目撃しなければなりません。ようするに、絶命の瞬間を見届けなければ回数は増加しないのです。(わかりづらかったらすみません……!)
    摩由美は狼花の死亡を目撃してないので、[呪怨之縛]のストックは1ですね。まあ、現地調達()という手段があるので、その辺はアレですけど。

    それと、融合していようがなんだろうが悪意の有無は判定されてしまうので、仮称・佳凛として一人で行動してしまった場合、確実に[外傷治癒]の条件に引っかかってしまうかと。わざわざ石像の下に死体を設置したくせに、無意識に潰したなんてことはあるはずないので……。