第20話

大人は森に入っちゃダメと言うけど、友達は危険なんて無いって言う。僕が街の子だから脅しで言ってるんだ。

僕らは夢中になって遊んで、その内に湖に出た。向こう側には真っ赤な花がみっしり。


「あれ、うちの父さん」


指さす先の花の合間に目玉。


あれ? 何で? 友達の名前しらない……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る